松岡宮のブログ

詩でうた作り

春のNO WAY MANIACSに寄せて

 

このブログの記事は わりと創作・作り話である。

 

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桜 ぽろりん ぽろり

ある春の日に、桜の下で歌いました。

ウクレレは軽くていいですね。

 

 

・・・その日は雨の日曜日。

高校時代の同級生たち、女子部の友人たちのグループがオンラインお茶会を企画していた

子育ての合間の お仕事の合間の 懐かしい友との 交流のひととき

おや、松岡のことも誘ってくれてありがとう、でもわたしは下丸子の「NO WAY MANIACS」というイベントで音源などを売るから出られないの・・・。みんなで楽しんでね。

 

それでもその日は雨のなか 

わたしを同報したメールを交わす友人たちのチームス

つぎつぎに着信ランプが点灯する

 

 

チームスのURLはこちらです

 つながらないよー

こっちはどうかな?

 再設定するね

わー

 わー

 楽しかったね

楽しかったね・・・

 

 

やがてそれらのメールは来なくなった・・・。

 

どんな話が出たのかなぁ?

 

 

「松岡さんは自己治療のために創作をしている」

 

と、元上司が言っていたらしい・・・

瞬時に「ち が う」と思う。

その「ちがう」という結論を決めてから、それを説明するために、いろんな理由をつける・・・

 

・・・わたしには 何か 治療しなくてはいけないことが あるのか?

 

・・・創作表現活動をすると治る何かがあるのか?

 

・・・創作をしないと悪化するのか?

 

勝手にひとを病気にするなや・・・。

 

「ものを書くのは道具でも手段でもない」ということが なかなか伝わらない、生まれてこのかた50年・・・詩なんて書かないで済むならそのほうがいい、でも書いてしまうのが詩人とか表現者・・・ほら、あなたの、真夜中の牛丼やラーメンと同じ・・・かな?

 

書いちゃうのよ。

書いちゃうの、しょうがない、しょうがない生物なのだ。

そして詩といえば綺麗に行分けされたものだけでなく、このブログの文だって・・・すべてが詩なんだと思う・・・書く人はひたすら書くだけなのであった。そんなふうに生まれてきた。しょうがない。他人が書いた物語を生きているわけではない。でも物語にしてしまう気持ちもわかるし、自分も他人に対してそうしてしまう・・・。

 

そして、創作をしない元上司が、わたしの活動を自己治療と言った動機が 理解不能な物事に対する精いっぱいの思いやりであることも知っている・・・。

 

わ=からんもの

か=んがえないことがだいじ

ら=すと だんす

ん・・・

 

この世界も 人間も そんなに簡単に評価できるものではないのね・・・

 

誰にも 良さも 悪さも あるわ・・・。

なめこにも なまこにも 良さも 悪さも あるわ・・・。

 

・・・なまこ、38円くらいで売ってたね・・・間違った、なめこだった。

駅前の、ハナマサで。

 

・・・先入観で排除したりしないで 何かのご縁で あらゆる人に出会いたいのだ・・・オープンなマインドで・・・曇りのない なまこで・・・違った、まなこで・・・ 

それから おつきあいして 相性がよければ ゆっくり 知ってゆけたらいい・・・ひとはみな ひとしく 素晴らしく いとおしいと思うから・・・

 

・・・なんて、ごめん、うそをついた。

 

きれいごとだった。

 

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2010年代の10年間・・・自分を取り巻くアトモスフィアが・・・もう、音源を売るとかそんな感じじゃないかも・・・ということを書いたのが「東京フリマ日記~風が吹いても売れません。」であった。(宣伝)

 

こちらでお求めになれます。

 

383.thebase.in

 

自分はいちいち驚いているけれど、いろんなことが、当たり前の方には当たり前なのですよね。昭和47年生まれのせいか、なんか、令和の空気に、にぶくて、ごめん。

 

売るというより売れるためのつながりを得る場というのがあるのだ。なんかそういう風に、売れるためのつながりとか、つながりとか、つながりとか、つながるイベントが増殖を続けており、そんな会合に呼ばれ続けてきた気もします・・・

 

ありがたいのに、何が不満なんだ?

 

いえ、なんだか、もったいない・・・

 

そういう空気に鋭敏になってしまうのは、福祉の世界も、研究の世界も、そう変わってきたからです・・・連携とか、協働とか、むやみにつながることを目的としすぎたこの20年・・・・大田区民なら酒を酌み交わすのも仕事、会合は居酒屋で、女性は1000円でいいから・・・えっ?・・・・

 

・・・強いちからで染めあげる風の絵の具に染まること 顔を伏せることで避ける日々・・

 

詩人とつながってどうしようというのだろう・・・あの絵の具の赤い色がこちらを染め上げに来ないように、両腕を立てて、ガードしていると、いうのに・・・

 

警戒心があるからこそ・・・あまりつながりを求めないからこそ・・・20年くらい新作を制作して活動していられるのかもしれない。昔の文学系マーケットに、どれほどの天才少女詩人やおしゃれ女流詩人がいたことだろう・・・そして今はみんなどうしているのだろう・・・

消費の螺旋が、水車を廻す。

 

 

坂道で子供の手をひく お母さんの影 

追いかける花びらの影

昔こぼした液体の影

 

物語を描くことには 慎重に。

 

身体と影の間にあるものを 見ようとして

 

あ、猫だ。

 

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愛されなかった人は世界全体から大きな愛を求めるらしい。

友達もお金も名声も足りなすぎるひとは透き通る目で遠くの星々を見つめてものすごい量の友達とお金と名声を求めるようになることがある。ああ、規模は小さいがわたしだってそんな面がある・・・幼稚園児のわたし、あまりの愛されなさにかんしゃくを起こし、ますます愛されなかったのに、本当はケイちゃんになりたかったのだ・・・

 

古いな 古いぞ ピンクレディ・・・。

 

「子どもさんのいる主婦の方とか向けのクラスを作りたい、松岡さんの事務所で。」

 

そう話す彼の彼女の脳裏に明かりがともる。煙が揺らめく。

アロマ、ヨガ、プラス、お習字の、クラスを考えている。

彼も彼女も、ひとが、おおむね苦手という・・・あら、わたしと同じね。彼が彼女が苦手にしているAさんに彼の彼女の話はしてはいけないというし、Bさんとは絶交中らしい。

人として認められる基準が高い令和の世の中はまことに厳しく、人として価値があるという基準を満たすのは日本の人口の2.5%くらいに過ぎないのではないか・・・。つまり、わたしもあなたもダメじゃん。ダメじゃん。基準を満たす人が、いないじゃん。うん、ちゃんと生きてない人ばかり、私の周囲はつまらない人ばかりと彼は彼女は言って、炎をふっと吹き消した。

フルーティーな、いい香り。

アロマな言葉、その香り高さで、敵を生む。

わたしだって腐臭にまみれ敵だらけ、褒められたもんじゃないのに、心を許してくれて、ありがとう。その夢を、話してくれて、ありがとう。

 

(子どもさんとか、主婦の方とか、疲れている方を、癒したいんです。

ごく普通の若いお母さんが、お客さんで、来てくれたら、いいなあ・・・。)

 

 

・・・今頃わたしの同級生たちは チームスでお茶会しているのかなあ・・・

 

ふと、そんなことを思い出す。

 

 

何かについて、何かを学習し、わかったように思っても、わからないことが多い。情報が多すぎるのだ。物差しが多すぎるのだ。考え止めることも大事かもしれない。愛するために。

 

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どじょっこだーの ふなっこだーのー 

てんじょこはったと思うべな

(「どじょっこふなっこ」)

 

 

 

最近のオープンマイクは参加費が高い。ライブのほうが安いくらい・・・需要と供給の関係か・・・。

そして本当の意味でオープンなマイクではないことも多い。

それも仕方がないかもしれない。

「汚い人に来てほしくない」といわれたことがある。

「あのひとがいるなら行かない」「子どもさんのいる普通の主婦に来てほしい」

ふむ。

 

誰でもいい、みんな来てね、いや、嘘です。誰でも、よくない。

 

・・・今度また渋谷QWSの無料の日に見学に行くのですが、会員制ってなんだろうね、と、そんなことが気になって仕方がない・・・でも、会員制の場所は、きらめいて見える、よく見える。夢があって、素敵にみえる。

掃除で働く誰かのおかげで、その会員制の空間は、とてもきれいにお掃除してある。

 

なぜ 人は人を選ぶの?

 

評価はなんと恐ろしいものかと気づく・・・というのは、心理職は心理測定の専門なので・・・責任があるかもしれない・・・いろいろ自分の業績を考えると反省するところがある・・・ウェースとかビネエとか、大事だけど、そんな一般の人の世界で広まるようなものではないだろうに・・・ビネエ先生の子供に対する最初の思いを読む・・・せめてガードナーの多重知能とかもあわせて考えてみては・・・いや、もう、ひとは生きてるだけでいいじゃないか。

 

生きてるだけでいいじゃないか。

 

なぜ ヒトはヒトをエラぶの?

 

・・・もはや自分だって、あるところでは評価外、切り捨てられているのだ・・・わたしもひとが、おおむね苦手。そんなダメなじぶんだって、人を評価するし、どこかで切り捨てているし、しょうがない、でも、ころしあわないことは出来る、距離をたもち、衝突しないようにすることができれば、それでいい。

 

とてつもない緊張感のなかで生きてはいるが、また誰かが近づいてくる。

いつか離れてゆく誰かが近づいてきて、ありがたい。

 

がんばろっちねー。

 

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さて下丸子のNO WAY MANIACSは、とても素敵な出会いや会話に恵まれました。

詳細は省きますが・・・いろいろな奇跡がありました。

 

例えば、わたしは実は第2外国語はロシア語でしたが、それを披露する機会に恵まれたりしました。

あと、もう売れないなあと思ったので、DJのところにいって、WINK「寂しい熱帯魚」で踊ったりして、なんか喜ばれました(?)

 

あの痴態がどこかの動画に収められている・・・(ー_-)

 

そう・・・売れないなあと思ったので・・・

 

売り上げがゼロでした。

 

売り上げがゼロも悲しいことですが、それ以上に、「作品が望まれていない雰囲気」に、圧倒されてしまいました。

 

・・・ここは作品を売る場所ではなかったのか・・・?

 

・・・これまでで一番大田区民の来場が多かったそうですが、大田区に住んで23年ほど、大田区のライブハウス等でCDを売っていると、それに対して苦言を呈する方がいたことなどを思い出しました。もちろん買ってくれた仲間も多く感謝しなくてはと思う・・・ありがたい・・・ただひとつの苦言のほうが印象に残っているだけだ・・・買いましたが聴かないと思います、とメッセをくれたのも年上の男性だった、いつもそばにいるのは男性ばかり、自分の好きな洋楽のCDを貸してくれる方、邦楽のCDを貸してくれる方、自分の演奏している動画DVDをくださる方、「いま松岡さんの知り合いの〇〇さんと飲んでるから来てよ」とお店に呼び出す方、いろんな殿方に出会ったものだ・・・もうほとんど会うこともなくなりましたが・・・あまりノリもよくなくて申し訳ない・・・ダメだな・・・

 

・・・あ、同級生からの連絡は来なくなったな・・・。

 

・・・みんな、チームスお茶会、楽しかったかな?

 

わたしはここで音源や冊子を売っているのだ、売れなかったのだ、みんなとの会合をせずに「売れないを行為した」のだ・・・。

 

もちろん、売れるばかりが価値ではない。会場で、事前に依頼した「運転士が燃えている」PLAYしていただいて、とても嬉しかった。(余談ですがサイズ制限のために96くらいに圧縮したMP3だと、やっぱり音がいまいちなんだなとわかりました。)

お手伝いの方が、松岡さんの声だと気づいてくれて、ありがたかったし・・・ああ、神様ぁ~・・・かなり恥ずかしかった・・・。

 

売るための場で売れないのは仕方がないと思うのです。

問題は、本当にここは売る場だったのかなということ、なのです。

 

ズレてる自分が、またいろいろ間違えてしまったのではないだろうか・・・。

 

神様 僕は間違っていますか 

このまま 走り続けたら

大きな ものに食われて

消えそう・・・

(「運転士が燃えている」)

 

 

いつもわたしは求められていることをわからず、違うことをしてしまうので、心配になっています。

そして書く。書く。書く。

 

この「書く」、自己治療なのだろうか・・・。

 

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以下は、チラシ交換などした出店者の皆さまです。

 

◆切り絵アーティスト・田中良平さん

 

r.goope.jp

 

事務所で委託された青条さんの詩文集をみて「あっ青条さんの本だ。懐かしい。10年くらい前、同人誌の会によく来てたよ。よろしくー。」という旨のことをおっしゃって、青条さん有名人なんだなと思いました。

 

長くやっていれば再会もあるのが人生・・・。

 

それにしても切り絵かあ、不器用な自分には奇跡のような手技でした。

 

●StalkingP(すとっぴ) さん

 

日本語の堪能な、異国ルーツの方でした。

英語・日本語対応サイトです。かわいい。

 

www.stalkingp.com

 

個性ある女の子の絵!

 

いただいたチラシを見ると、コミケ100はじめいろんなイベントに出られるようです。

 

イラストレーターさんも絵だけ描いていればよいというのではなく、いろいろ出てゆくのですね。

 

◆柿境 泰輝(かきざかい やすあき) さん

 

青を主体とした奥行きのある作品を販売していました。

ブースだけでみるとなんか流れてしまうのだけど、ウェブサイトなどで理念を読むと、そういう考えが込められていたのかと気づかされます。

 

壁などにも行える、スプレーアートか・・・。

 

とても若いころになんかやけを起こしてテレビとかポット・電気釜とか、青いペンキで塗りたくったのを思い出しました。

プリミティブな動機で色を付けたくなったのですが、仕上がりはなんじゃこりゃあでした・・・。

 

akispraypaint.com

 

桐生市のカフェ本屋(?) カイバテラス

 

おとなりの出展関係者の家族がやっているということでチラシをいただきました。

いんすたばえするご飯のある本屋さん?

自然のなかでおいしい空気の深呼吸が出来そうですね。

 

何県か いっしゅんわからぬ 桐生市よ・・・

 

www.kaibaterrace.com

 

◆夜の図書館 小説家の書斎(バー) →引継ぎして?  バーノスタ

 

いずれも大田区・六郷のバー、のようです。

こういう場に酒場が出てくるのが、おっ、おっ、大田区らしい・・・・。

近所だな・・・行ってみようかな?

 

◆キクノキノコ

 

菌類を観察してアクセサリーにしているのかな?

きのこは美味しい。

冷蔵庫にえのきが残っているのを思い出しました。

しみじみ観察しながら食べてみよう・・・。

 

www.kinoko-mono.jp

 

◆危機裸裸棺工務店

 

Kikiさんに話しかけるチャンスを失ってしまった・・・。

棺に入るきっかけも失い・・・今回も入り損ねた、棺。

死がとてもそばにいるので、準備しなきゃと思ってしまいます。

 

このブースに占い師が居て、500円の占い、わたしのブースのスタッフもすすんで占いを受けに行っていました。

 

ふと、500円の占いに、500円の心理相談とかは勝てないような気がしてきました・・・いや、勝ち負けでなく、心理相談・心理療法には占いとは違う専門性があり、いずれもそれぞれに尊いものですが・・・「それ」が見せるもの、それが期待させるもの、それのイメージ、みたいな部分において、あるお客さんが心の中で競合をしたときに、占いは強いものがあるなあと感じました。

 

わたしは・・・あまり占いを信じていない気もしますが、受けてみたいかも。

 

kikiraracoffin.com

 

以上。手元にチラシなどがあるのは、そのくらいかな・・・。

 

NO WAY MANIACS 次回は7月17日とのこと・・・松岡先生の繁忙期だな・・・どうするか。

 

でも近いのは良いですね。

先のことは先になってみないとわかりませんが、貯金をためておこうと思います。

 

 

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そう・・・貯金。

 

いろんな場面で、自分に出来ることは何かと思ったとき、お金を使うことが手っ取り早いのかなあ・・・

お金がない人もないなりに出来ることはたくさんあるけれど・・・。

どっちも大事ね。

 

今回、売り上げゼロだったから、きれいなまんまのおつり箱(中身入り)・・・文学フリマで使えば、恩返しになるのかな?

すこし前の文学フリマでもずいぶん大人買いしましたが、新しい世代の文学、楽しかった。

また素敵な文学に出会えると期待すること・・・その期待ことが、いまの世界に大事なことで、自分に出来ることなのかもしれません。

 

ご縁。

ご縁。

抜け出す努力、出会う努力、愛する努力、がんばろう。

 

でもおつりを食べるラー油とかに消費してしまったら、すみません。

 

 

長々書いてしまいましたが最後にお知らせです。

 

◆松岡関連のウェブショップ

 

こちらです。

作品みてやってくだされ。

委託したい人も応相談ですが・・・売れづらいと思いますが・・・。

 

383.thebase.in

 

 

◆2年ぶりかな?ライブ出演します。

 

2022年5月5日(祝日)碑文谷APIA40

日本全国鉄道の旅、みたいなライブになります。オファーありがとうございます。

Youutbeにて無料配信あるので見てくださいね。マスクに隠している頬の傷が治ればいいのだけど・・・

またお知らせしますね。

 

いま思い出しましたが、APIA40の通販でも松岡の2枚のプロレコ音源を販売しています。

 

apia40.shop-pro.jp

 

アピアさんもお世話になっていますので、ライブ出演で恩返しができればと思います。

 

 

気づくと7000文字書いていた・・・・あほか。

 

さあ

新年度。

がんばってまいりましょう。

 

 

記事はこれで終わりです。以下は投げ銭です。

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地元自慢動画コンテストは「特別審査員賞」でした

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これはなんだ・・・

ずいぶん鋭角だ・・・

下から見上げたPIOと、レンズの汚れた空だ・・・

 

PIOとは、京急蒲田駅前にあるコンベンションホールで、むかしは文学フリマをやっていたり、最近もラブライバーのなにかをしていたりします・・・(よく知らんが・・・)

 

建物を横から見ると、Pの字のようですね。

 

ちなみにJR蒲田駅からは徒歩10分くらいです。

 

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角度を変えてみました。

PIOの先っぽと、レンズの汚れた空です(しつこい)。

 

日差しの環八、JRの線路を超える陸橋・・・

PIOまで自転車を走らせ、動画コンテストの表彰式に行きました。

 

大田観光協会が主催する、地元自慢動画コンテストで入賞したことはここにも書きましたが、「特別審査員賞」という予想よりも大きな賞をいただき、配信は仕事で行けなかったのですが、表彰式に出席するためにPIOに向かったのです。

 

ありがたいな・・・

 

チャリで急いで・・・髪が乱れちゃう・・・

 

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女優の片桐はいりさんから賞状を手渡していただき、「動画をどうやって作ったの?手間がすごいですよね」と気さくでありがたいお言葉もいただきました。ありがたいです。

 

こういうコンテストでは、剽窃やパクリ、本当に自分でやったのか?みたいな、いろんな問題が起こる可能性があり、主催の方も頭を悩ませていると思います。

わたしに関しては、見ていたければ、わたしが作ったものだとわかると思います・・・

レンズの汚れた画像なので!

 

以下はカメラロールの、ごく一部です。

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大田区をめぐってたくさん撮ったものですね。

 

 

音を聴いていただければ、あいかわらずのヘタクソな、いつもの松岡節で・・・パクリとか無断盗用とかでないのはわかっていただけると思います。

 

そんなわけで、受賞作「てん」、音声だけですがBandCampに置いてありますので、視聴してみてくださいね。

(3回まで無料で視聴できたと思います)

 

そして、二度と、字を間違えないで。

 

miyamatsuoka.bandcamp.com

 

 

仕事でバタバタしている中でしたが、ほかのかたの動画もいくつか拝見しました。

映像がきれいで、風景もきれい、情景動画が多かったですね。

 

バスが鋭角を曲がる映像が印象に残りました。

 

しかし、わたしは、なんか1分のドラマみたいなものを応募するコンテストだと勘違いしていました・・・どっちにしてもわたしは歌しか作れないのですが、あまり綺麗でもないわたしの写真の、ごちゃごちゃした感じは大田区らしかったかもしれません。

 

・・・レンズも汚れているし・・・

 

それが、わたしの作品の、あかしだった。

 

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この写真は第1京浜国道から川崎方面をのぞんでいます・・・。

わたしは千葉県生まれで、大田区生まれでも大田区育ちでもないので、あまり大田区に愛着がないような気もしますが、思えば20年以上住み着いて、いろいろな活動をしてきたものだと思います。

 

あたりまえのようで見えづらくなっている大田区の良さも実感しています。

自然が多い、治安が良い(・・・気がする)、美味しいお店が多い、気候がおだやか・・・海と川がある・・・買い物便利・・・昭和も残ってる・・・

 

こんな大きな賞をもらったからには、大田区の良さも発信してゆかないといけませんね。

ここをお読みの方も、ぜひ大田区に遊びにきてくださいね。

 

事務所で何か、ごちそうしますよ。

 

 

そう、蒲田でひらいた事務所ももうすぐ16年目に入ります。

 

最近はほとんどオンライン講義スタジオと化していますが・・・このあいだは仲間がいろいろなものを寄付しに来てくれて、とてもハッピーな時間を過ごしました。

 

地域の仲間はありがたい。

 

また別の日には、玄関に飾る絵をコラボレーションで作りました。

 

写真でみると、なかなかいいですね。

「絵ントランス」だ・・・。

 

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そんな大田区でのアート活動ですが、

4月3日(日)に、また下丸子で「No Way Maniacs」(アート系フリマ)出ることにしました。

 

事務所名で、事務所で絵の時間に制作しているものを飾るかな?と思います。

またお知らせしますね。

そのころまでに、コロナが収まっていますように・・・・。

 

 

下丸子のフリマでも販売しますが、松岡の音源はすべてこちらのBASEで買うことができます。

キャッチーなサウンドのポップスは・・・いつもの松岡節・・・

よろしくお願いしますね。

 

383.thebase.in

 

危機裸裸チャンネルに出演しました。

ふにゃにゃ。

 

いろいろあった1週間でした。

 

まずは動画公開のお知らせです。

危機裸裸チャンネルにゲストでお呼びいただいて出演させていただきましたがその動画が公開となりました。

 

こちらです・・・。

 

youtu.be

収録、楽しかったなあ。

動画最初のエレベーターは、ほんとにエレベーターで、むかし工場だったところを

ショウルームに使っているのだそうです。わっくわく。

冒頭でわたしが着ているのも危機裸裸商店さんのTシャツ。

ファッショナブルなお二人に囲まれて松岡は地味ですね・・・。

でも大田区ゆるキャラ権力争いの話題はすごく面白くて笑えます。

(はねぴょんしねえ、とか言っております・・・。)

蒲田のかまどんソングから始まったご縁・・・良かったらみてみてくださいね。

 

そのKiKiさんつながりで、池上のChannnel for rentさんのガレージセールに土日とも参加させていただけることとなりました。

 

両日とも、臨床のお仕事があるので、夕方2時間程度の参加でした。

 

会場は、こんなところです。

 

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左側は池上通りです。お蕎麦屋さんの増田屋さんの向かいを少し入ったところにあります。

ガラス張りが、華やかなイベントスペースっぽくていいですね。

 

そして、右隣にも「リサイクルブティック」の文字がありますが・・・

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・・・ドアらしきところに自転車があったり、窓らしきところに自販機があったりするトマソン(©赤瀬川源平)ぶりが気になりました。

 

さすがの池上!!

(SiSeNさんによれば、大田区の京都らしい、池上は・・・?)

 

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差し入れガッツリ食べてしまいました。かぼちゃのクリーム入り。

仕事帰りなのでエネルギー補給になりました。

 

髑髏にマントのヴァンパイヤスタイルで過ごしましたが、

そういえば自転車のタイヤの空気が少ないなと思って

自転車屋に行って空気を入れていただきました。

 

自転車のタイヤをメンテする健康的なヴァンパイヤです。

 

パンパンになったタイヤで走る自転車はとても軽やかで、もっとまめに空気を入れ替えなきゃと反省しました。

 

行ったり来たりのガレージセールでしたが、My ブースはこんな感じ・・・。

 

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f:id:miya_ma:20211024221318j:plain音源はこの3つ。

f:id:miya_ma:20211024221328j:plain←この3枚目の写真は自分以外の仲間の作品たちですね。

ちなみに右の流れ水さんの漫画は売れた・・・。

 

 

突然ですけど「東京フリマ日記~風が吹いても売れません。」にゲスト参加の

青条美羽さんの書きおろし「虎と虚」は凄い名文だなーと思います。

 

虎とは、山月記の虎のこと、なのですが・・・

虚と少し字体が似ており・・・

 

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ツイッターで以下のようなことを書いたら・・・

・・・「山月記」の「虎」とは人間になれない敗残者の象徴なのに、それにすらなれず字形の似た「虚」になってしまうというのは・・・この地の、ちからなき表現者、わたしだな~と思う。 弱い立場の詩人ほど、値踏みされ、侮られ、牙も、爪も、抜かれ・・・ それとも、まだあるんだろうか、それは・・・・

青条さんからこんなすごい返信が来て・・・

 

 

・・・なんか 自分がずいぶん人間界の垢で汚れているのだと気づきました・・・。

・・・いかんな。いかん。

ずいぶん人間らしく働いてしまったようだ。

表現者に、獣に、戻らないといけない・・・。

 

ガレージセールでは、そんな「東京フリマ日記」も売れて、CD音源も幅広く売れてくれてよかったです。

 

みなさん本当にありがとうございます。

 

アーティスト・詩人は、売れることが一番うれしいのです。

 

「アーティストは作品を買って聴いていただきたいのです」と、常々言い続け、そういうことを言うとなぜか嫌われることも多かったですが、それで嫌うような方とは付き合わず、良い作品を書くことだけに集中してよかったのだと思います。

 

流れ水さんの漫画も在庫がすべて売れたので(めでたい)、

来週から上記の青条さんの委託販売が始まる予定です。

またお知らせします。

 

 

(委託したいという方は・・・

 

・・・松岡のライブ等に来てみてはどうだろうか・・・。)

 

 

それにしても、参加者のみなさま、お客様も、ファッショナブルでした。

みなさん性別によらず、自分の世界観を持っており、それがグッズや衣装に現れていました。

 

わたしは・・・あまり身体を使って何かをするのは得意じゃなくて・・・。

自分がどうなりたいのか?何をしたいのか?わからないまま、年だけ取ってゆきますね。

 

だけど新しい方々との出会いには、ワクワクの種もいっぱいありました。

心を閉ざしていてはいけないのだと思います。

わくわくしなきゃ。

 

わくわく。

 

自分が買ったりいただいたりしたものです。

 

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どくろちゃんは口も動いてかわいいのです。

 

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かぼちゃの灯り、つきました。

バッグも便利そう。

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チェックの服は仕事にも着てゆけそうだと思って買いました。

バレッタも自分用、気に入っています。

 

タッセルはいただきものですが・・何に使ったらいいのだろう・笑

もっとおしゃれになれたらいいのになあ。

 

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糖質低いケーキがメニューに加わりました。安心・・・。

 

日々忙しい中でしたが充実した週末でした。そういえばパソコンも買ったのでした←えっ。

その話はまたこんど・・・。

 

お世話になった皆様ありがとうございました。

 

小田急ロマンスカーミュージアム

こんにちは、ヨーグルトばかり食べている松岡です。

 

わたしはあまりエビが好きではないのですが・・・それはともかく海老名に行きました。

 

そう、駅員さんでいっぱいの海老名です!

 

すると、ポスターに

 

「海老名、躍動」

 

と、書いてある・・・。

 

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 ぴょん!と跳ねる海老名の躍動・・・

エビがぴょーんと跳ねる小田急小田原線を連想する・・・

海老名といえばエビなのに海はそんなに近くはない・・・

相模川は近い。

 

海老名は発展性のある都市です。

駅前は大規模ショッピングセンター「ビナ」がある・・・そう「エビ」でなく「ビナ」がある・・・

なによりJR埼京線とも直通してしまった、とても発展性のある町・海老名。

小田急の車庫があり、いろんな列車が楽しめる鉄道の街・海老名。

 

鉄道を見下ろし、鉄道の空気を吸い込む、若者の息、口の勢い。

曇り空に、ぴいぴいと 口をあけるもの。

つばめも 貪欲に口をあけて 駅員を食べながら大きく育つ・・・

 

 

 

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そういえばわたしの友人も結婚して海老名に家を買った、いいな、すごいな・・・と思いましたが、あっという間に旦那さんの海外出張で一家そろって欧州へ行ってしまいました・・・それもすごいな。

わたしだったら家買ったら出張行かずに海老名で過ごします(←小物)。

 

小田急の基地がある鉄道の街・海老名。

相鉄と、小田急…だけじゃないぞ!の、海老名。

 

そんな海老名に、今年、「ロマンスカーミュージアム」が出来ました。

 

とある平日に、見に行きました。

 

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駅直結の、とても便利な場所です。

すっきりした都市型の美術館のようなスマートさが、小田急らしい感じです。

 

券売機でチケットを買って、窓口の女性に渡して入れば、

静かな空間、

いきなり「えびーにゃ」のお出迎えが・・・。

 

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躍動する海老名市、えびーにゃ市、宣伝に余念がありません。

 

最初にエスカレーターを降りると、そこには懐かしのロマンスカーたちが待っていました。

 

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古い車体。モハ1、だそうです。

さすがにリアル記憶にない車両・・・。

 木の床にも驚きましたが、運転席と客席の仕切りがほとんどないのも驚きました。

お客さんを入れて走る感じは、どんな空間だったのでしょうね。

 

これ以外のロマンスカーは、本厚木人だった自分には、どれも見覚えがありました。

 

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今はロマンスカーも出勤に使うという感じがありますが、わたしが若い頃はめったに乗らない、特別な列車というイメージでした。

 

それでいて、指定席制で、なかなか切符が取れないイメージがありました。

なので、本厚木駅のホームで、ロマンスカーに乗る人と、旗を振るシンプルな紺色の制服の駅員のことを、まぶしく見送っていたものでした。

どこか拒絶的にみえた小田急線。

駅員の特別感と、ロマンスカーの特別感は、呼応しあって、お互いを高めあっていたのです。

 

そうそう、沼津までつながったときに、はじめて「沼津」という地名を知ったものでした。

この水色、見覚えがあります。

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ほんとは紺色の「JR」と描かれたロマンスカーが大きくてカッコよかったですけど、その展示はありませんでした・・・さすがに。

 

 

そしていきなり別れを切り出す小田急線・・・。

 

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「さ よ う な ら」

美しく拒絶的な小田急の片鱗が、ここにも・・・。

 

さて フロアをめぐり、ロマンスカーミュージアムでとても素晴らしかったのは、全路線を網羅した大きなジオラマでした。

 

スタートは新宿から・・・。

西口の小田急ハルク、ビックカメラが目立ちますね。

新宿の夜は、汚いものを物陰に隠してくれるかのように、まぶしくて綺麗です。

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厚木人にはなつかしい相模川と大山。大山の稜線の傾斜の違いもなんとなく再現してあるようにみえて、うれしかったです。

しかし、長く住んでいて、ロープウェイに登ったことがない・・・。

 

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そして、海老名も映っていると思われるこの写真。

この写真のなかに、このロマンスカーミュージアムがあると思われますが、その中にジオラマがあり、そこにもロマンスカーミュージアムがあり・・・といった入れ子構造を考えてゆくと、永遠に海老名がつらなるような気がして、ああああ小田急の深みぃ!永遠のおだむすび!、恐ろしいおだむすび・・・と思ったりしました。

 

さて視線の列車は西へ・・・。

箱根登山鉄道もちゃんとありました。

 

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前のほうのランナーはちゃんと走って(動いて)いました。

どうやっているのでしょうね・・・。

 

自分が最後に箱根に行ったときは、噴火で大変な時でした。

いまもコロナで大変なのでしょうか・・・あるいは土砂災害。

日本も山と急峻の国だなあと思いますが、風景はすばらしいですよね。

また箱根に行きたくなりました。

 

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このジオラマの部屋で2か所、100円で3分間だけマスコンを握って列車を動かせる場所があったので・・・中もすいていて人もほとんどいなかったので、やってみました。

しかし、停車がむずかしかった!

しかし、駅でちゃんと停めるのって、むずかしいですね!

オーバーランばかりで・・・立派な運転士にはなれそうにありません。

 

それにしても本当に見事なジオラマでした。

細かいところの造作や演出もすごいし、照明が朝から晩まで演出してくれるので、ずっと滞在して、楽しめました。

 

 

お土産買ったのに、食べ忘れて&食欲がなくて、まだ事務所にあります。

 

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可愛い相鉄線のそうにゃん。

でも猫にマスクさせちゃだめ★

 

 

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エビナダンス?

海老名といえば

ビナにあるリサイクルショップのワットマンがすごく良いです。

ヘアアイロンをいくつか買ってしまいました。安い!

とても使いやすくて気に入っています。

 

10代を過ごした街というのは、やはりいつまでも心の原風景として残るもので

海老名・ロマンスカーミュージアムの旅は、懐かしさでいっぱいの旅でした。

 

新しい武蔵小杉経由のほうがうちからは良かったような気がします。

鉄道の変化が新しい経路とまた新しい思い出を作ってくれるのですね。

 

ロマンスカーミュージアムは、小田急らしく、比較的シンプルですが、大人っぽくて飽きの来ない雰囲気でした。

 

(もっとも、子供向けコーナーがコロナで閉まっていたこともあります)

 

また行きたいと思います。

 

 

そんなこんなでなんとか生きています。

やっぱり、夏バテは否めない・・・。

宮グッズのたのしいBASE、よろしくお願いしますね。

手芸品もおいてみました。

 

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