冷やしたメロンはおいしい🍈
というわけで・・・?
3月31日、第3回秋葉原超同人祭(主催:メロンブックス)にサークル参加しました。
https://www.melonbooks.co.jp/special/b/0/fair_dojin/202312_akihabaradojinfes/general.html
メロンブックス公式サイト
なんだかんだ、人生初のことが多く、疲れていたのか帰宅して早寝してしまいました。
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メロンブックスさんとのご縁は、文学フリマに出たとき、「文フリで売ったものをうちで委託しませんか?」という営業DMが来て・・・おそらく全ブースに送っているものと思いますが・・・委託料が無料ならいいかと思って委託したのが、始まりでした。
(自分はそういう営業メールとかの言葉を受け流せず真に受けてしまう・・・だから騙されやすいのかなぁ・・・と気づきました。)
🍈松岡の作品ページ、こちら🍈
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=1859970
通販のプラットホームがなんであれ、無名の人間のCDはなかなか売れません・・・
しかしメロンブックスさんはやけにWelcomeな雰囲気があって、まぁいいか・・・ありがたや・・・と思って、今に至ります。
だけどわたしは知らなすぎた。
メロンブックスさんが、どんな書店なのか・・・
そこでは、自分は招かれざる客なのかもしれないという可能性について・・・。
わたしみたいな若くない女は・・・教頭先生みたいな白髪の女は・・・そこに居てはいけないのかもしれないという可能性について・・・
どうなのでしょう。
今も、お悩み中ですが・・・
そんなメロンブックスさんから「秋葉原超同人祭」のお誘いが来て、出展料の安さにひかれ、つい参加してしまったのでした。
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そんなわけで乗り込んだ秋葉原。事務所から近い~。
会場はほぼ駅直結のUDXビル。とてもきれいでいい場所でした。
UDXビルにはレンタルオフィスみたいなスペースもあるようでした。
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人生初の、R18の同人イベント。
自分は、萌え絵とかに関して、ゾーニングされているならいいのではないか・・・と考えます。わりと好きかもしれません。
ただ全裸の絵をみて思うのは、女体ってそうなってるの?ちょっと違う気がする・・・ということです・・・でも、それもおせっかいなのだろうな・・・
そこにある全裸は、「女性のようで女性ではない女性のような何か」なのかもしれない・・・デフォルメは大切なことなんだ、記号に意味があるんだ、うん、漢字熟語で興奮できるわたしにも、そんなところがあるのだから・・・。
そんな女性の絵に囲まれて、不快ではなく、こんなにも女性(という表象)は愛されているのだなぁと思ったりしました。
絵は女性だらけなのに、ほんもののなまみの女性のわたしは、その空間に入ることを遠慮したほうがいいのではないかと感じ、小さくなってしまいました。
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秋葉原といえば「東京フリマ日記」にも書きましたが、「二度と体験したくない坊主」がありました・・・。
自分にとってゲンの悪い秋葉原。売れない・・・のは覚悟していました。
ひとりでいっぱいの狭い空間は文学フリマを思い出させてくれました。
CDは売れないと思ったので、手作り帽子などを置いてみたりしました。
しかし予想以上に空気でした。
透明人間でした。
おかしいな、そこにいる人に、自分の姿が見えていないようだぞ・・・
おかげで読書がはかどりました。Kindleの矢口高雄先生の「マタギ列伝」を読んで、やはり東京ではなく豊かな自然のなかで動物との共存を目指すべきなんだ!!と感動したり・・・仕事のラインが飛び込み、返信したりして・・・売れないフリマは仕事がはかどるなあ・・・
そして、もちろん売れずに15時半に終了。
あたりを見渡すと、すでに帰っているブースが多いことに驚きました。
全体の印象として、建物は綺麗だし、参加費が(新品があったので)無料にしてもらえたり、スタッフの方がとても感じが良かったりして、快適という言葉の似合う体験でした。ここちよい時間でした。
お客さんも、基本的には有料(700円)ですが、14時をすぎるとフリー入場となったので、入りやすいのではないかと思いました。
しかし・・・まったく売れる気がしません。
今後はどうしよう。売れる気がしなくても、無料で仕事できる場だと割り切って参加するのも、ありかも・・・巨乳の絵に囲まれながら・・・しかし、やっぱりここは男性のための空間、女性が出展するのは迷惑なのではないか・・・少し、心配しています。
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こういった会では、参加した記念に誰かの何かを買うようにしています。
3冊、購入しました。
1.すなみなアーカイブ
ブルアカというゲームのキャラ?
ゲームも「すたみな太郎」も詳しくないのにダメじゃん・・・
でもちょっと焼肉食べたくなったりして。
なつかしの流れ水タワシさんを思い出すふんいき、どこか懐かしさのある描線でした。
2.米軍兵站マニュアル翻訳本 上巻
先の戦争で、日本は兵站(ロジスティクス)が出来てなかったといわれていますね。
震災でもなんでも、物資を運ぶというのは大変な事業だと思います。
「まえがき」によれば、ロジスティクスとは物資を運ぶだけでなく、インフラなども含む幅広い概念とのこと。
米軍にはこんな詳細なマニュアルがあることに驚きました。また翻訳にも頭が下がります。
人間の活動とは、点ではなく、線でもなく、面より大きな次元のものではないかと思います。
ある目的の周辺にはさまざまな可能性や物との出会いが確率密度の淡い色で描かれており、数え切れぬほどの出会いの可能性に開かれているという気がします。
3.「冬の雪国列車旅で何も起きないはずがない」
上野ー越後湯沢ー新潟ー秋田・・・あたりの旅行記です。
写真が多めで、雪景色のなかの鉄道っていいものだなと思いました。
また、列車のマーク(たとえば表紙の「超快速スノーラビット」)の写真がいずれも良かったです。また説明がシンプルで、わかりやすかった。
そして、帰りは盛岡ー仙台、そして常磐線で帰られたそうで、2020年3月に貼られた「つながる」の文字、それから双葉駅、夜ノ森駅、いわき駅の写真には感動してしまいました。
良い本を買いました。
購入したのは以上です(もっと買えばよかったな)。
以上、第3回秋葉原超同人祭 参加記でした☆彡
お世話になったみなさま ありがとうございました。
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やっと春がきましたね。
桜坂の桜も、やーっと、咲きました。
4月からも、創作&お仕事、がんばります🍈
どうか作品が、みなさまに届きますように🍈
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