春になり、朝晩の冷え込みが和らいできました。
大田区のきょうの桜をお知らせします。
下の写真は、マサハルが歌った有名な「桜坂」。
マサハルというと鶴久みたいですね・・・違うぞ。
桜坂は駅でいえば沼部駅が最寄で、徒歩5分くらいです。友達が家を建てて住んでいます(かねもちだね)。
今、満開に近いのかしら?
七分?
しかし恋も桜も、あっという間に散ってしまいますね・・・
バカップルは急いでください。
そして、下の写真は夕暮れどき。こんどの日曜日に「NO WAY MANIACS」をやる下丸子から歩いて15分くらいのところにある21世紀桜を観にいきました。
遠くにみえるのはガス橋です。
こちらもけっこう咲いていますね。
4月3日にはどのくらい残っているやら・・・。お客様に、お花見を勧めてみようと思ったのだけど・・・。
仕事で多忙な中でも、いろんな映画や小説て、リフレッシュしています。
最近みた映画などの感想です。
◆「最強のふたり」(2011年のフランス映画)
ネトフリで何となく観ましたが、とても良い映画でした。
大富豪で障害者のフィリップの介護ヘルパーに選ばれたのは、未経験の、ぶしつけな青年ドリス。お互いに生きてきた世界はまるで違うもの。でも青年の、エレガントではないけどストレートな優しさと、フィリップの豊かな包容力ある精神性で、ふたりはかけがえのない友情を築きあげる・・・・そんな話・・・で良かったでしょうか。
ユーモラスで、どんどんシーンが進み、リズミカルな人間ドラマが繰り広げられ、飽きませんでした。
自分がわずかに知っている冬のパリの風景、あの湿度の高い、じんめりした寒さが、映画の中でも堪能できます。
白い雪のパリ、冬のメトロ、フランスの海、ハイウェイ、そんな風景が懐かしかった。
あとシーンに応じてジャンルも変わる音楽がとても良かった。なかでもフィリップの誕生会で踊るシーンは、ちょっとほろりとしました。
介護が人間と人間のかかわりである以上、役割のみで行うものではない、心を使ってするものだ・・・と、そんなことを思いました。
最後もそんなにドラマチックというほどではないのが、また、良かった・・・
優しさあふれるエンディング。
あまり障害者映画という感じではなく、仕事と友情、音楽と風景の美が堪能できる映画でした。
ぶれた夜桜・・・その花種は、サクラ・ブレタ・ブレータノ。
◆「アルキメデスの大戦」
たまたま漫画が無料で、無料のぶんだけ見て、その数日後、たまたま家人がネトフリで見始めたので、一緒に観ました。
わたしはめったに漫画実写版映画を見ないので、
今回、めずらしく漫画と実写を比較するという機会にめぐまれました。
思い入れのある漫画なら、実写版が不満に思えるかもしれません。
たとえば、「伊賀野カバ丸」の実写版とかひどいですよね(個人の感想です)。
しかし「アルキメデスの大戦」は・・・三田紀房先生の絵柄なので・・・??(失礼)キャラの容貌に惚れるとかいうことがなく・・・・そのため、実写になってもそんなに抵抗が無く・・・
というか、海軍の軍服の美、軍艦の美、そういったものが実写版において、より胸に迫ってきました。
実写版のストーリーとかはもういいやって気分になり、第二種軍装、第一種軍装、ともに、堪能しました。
◆小説「君も雛罌粟われも雛罌粟」(渡辺淳一)
若いころなぜか渡辺淳一にハマり、この本は前にも読んだことがあったのですが、また少し明治の文学者を知りたいと思い、借りてきました。
意外に苦労した生い立ちの鉄幹(本名ひろし)。
幼少期に苦労した俊英は、フォロワーを増やすことと資金を集めることに命をかけ、インフルエンサーを目指す・・・のか?
熱心に口説いてGETした妻もいるのに妻にお金を出してもらって雑誌を出して投稿欄で作品を募集して投稿者が若い女性アーティストと見るや作品をダシに口説くよ口説くよ晶子と登美子を口説くよ鉄幹、彼はまだ20代の若く美しいインフルエンサー浴衣の似合う日本男子、本名ひろしが浴衣を引き締め歌うよ、妻をめとらばサイたけてミメうるわしく情けない・・・ああ、いさましく、暑苦しい・・・わたしも呆れつつなぜか惹かれてしまう可能性がある!!
鉄幹は・・・危険な香りがするな・・・ハァハァ。
鉄幹は、日本の美男子を代表する在原業平に自分は似ていると信じ、歌にもしたそうですが、そういう美意識の高さが、モテる秘訣なのかも・・・。
しかしこの本では「そこまでの美男子ではなかった」とバッサリの淳一先生です。
そんな鉄幹に惚れて追いかける晶子の歌には、強い肉体の愛を感じました。
道を云はず後をおもはず名を問はずここに恋ひ恋ふ君と我と見る
「理性も捨てて後先も考えずにお互いの立場も忘れて、ただ恋しあうふたりがいるだけなのよ、OK?」(超訳)
感想文はそのくらいで・・・。
4月3日(日)下丸子の「NO WAY MANIACS」楽しみです。
事務所名でブース出しますが、松岡の音源だけではなく、事務所に関わりのあった方のもろもろも出されます。
いろいろ面白い展示が出来たらいいなと思います。
他の方もとても面白そうで、例えば棺に入って写真が撮れるKIKIさんのブースとかあると思います。
会場ではDJもあり、松岡のこちらの音源からも1曲PLAYされる予定です。
いつも申しておりますが、作家は作品がすべてなのです。
もし松岡に近づきたいというのであれば、作品をお求めいただき、聴いていただけると嬉しいです。
「持っています」「聴いています」というだけで、こちらも安心です。
これはどんな作家さんでも、同じだなと思います。自分も気を付けたいと思います。
・・・作品を知っていただくのが、最初のステップで
・・・松岡の作品を聴いて、松岡と一緒になんかやりたいという方は、
・・・商談ブース???があるようなので・・・
えっ 商談ブース!?
そうなんです、商談ブースがあるのです。
・・・出展のみなさまのレベルの高さと、イベント主催者の本気度の高さがわかります・・・わたしなどが出てもいいのかなあと思うのですが、最近、わたくしレベルでもDTMで音作りをコラボレーションしたりすることが増えて・・・そんなご依頼でもいいかもしれません。
明日はZOOMハイブリッド会議の・・・メンバーなのだけど、同時に音響設営のお仕事。もちろんその分のお金を戴いてのお仕事となります。ありがたい。
音楽は良いものですね。
素敵な詩をうたいながら、来る新年度も明るく生きてまいりましょう。
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