駅員観察日記(はてな編)

◆ポエトリーアーティスト松岡宮が描く東京の風景たち◆このブログはアクセスカウント以外のアクセス解析をいたしません◆

50歳になりました

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・・・よく育ったな・・・

 

・・・この3月で 50歳になりました。

 

自分が50歳になるなんて・・・びっくりです。もう大人じゃないか・・・いや・・何を言っているのだ・・・老人じゃないか・・・自分が・・・老人か・・・??

いやいやいやいや・・・

 

ぜんぜん 成熟していないと思いますが・・・

身体は正直で、頭痛がちになり、老眼は進んだ!

そんな萎れたBODYで よれよれと個人事業・フリーランスで元気に働いており

仕事は増えて・・収入はあれですが・・・

周囲に感謝する次第です。

 

 

ハチと自撮りのツーショットwith洗濯物。

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小田急線から神奈中に乗って 墓参りに行ってきました。

 

登戸で「すいっ」とやってきたのは、小田急快速急行・小田原行き。

 

「あっ、クリーム車掌」とつぶやく・・・

車掌の制服が白い、はっとする。

おなかすいた。

 

まるで人間の男性ような白い背中の肩甲骨のあたり

オレンジ色の横一本線のライン

それは春の陽気をあらわすジャムで描かれたサインのよう

春の白い車掌はとても眩しくみえた、おなかすいた。

マスクの白の青みとはまた違うジャケットの白、黄身の多いクリームにもみえた。

ガラスの向こうの小さな車掌室でくるくる廻るその車掌のシルエットは見ているだけで愛らしいシンボルのようにみえた

 

遠くに見える小田急の車掌が 可愛らしくみえたのだ。

 

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相模大野で車掌が交替すると その白い車掌はなぜかわたしのいる客室に入ってきた

 

そのとたん

 

(びゅうっ・・・寒いっ・・・)

 

ギンギンとした冷風が白い車掌から吹いてきた。

 

(この列車 換気のために窓を開けております)

 

それは 車掌のもつ厳しい視線と雰囲気だった

それが 車掌の身からブリザードを吹かせていたのだった

<・・・不審者はどこだ。この白い制服で凍らせてやる・・・>

 

その後わたしは相模大野から海老名まで白い車掌と一緒の車両にいたが あのときガラスの向こうでくるくる廻っていた愛らしい車掌と同一人物とは思えぬ緊張感がここまで伝わって来た・・・

寒い。

列車のガラスがびんびんと揺らされる音が響くがそれは車掌の警戒が鳴らす地響きだった

 

快速急行、いま、相武台前を通過・・・

 

(へっくしょい。)

 

車掌はね・・・

同じ空間にいる車掌はね・・・

そんなに お人形みたいに 何か 愛らしいだけのもの ではないのだ・・・

ね。

はい。

車掌の身は、約束たちによって厳しく鍛えられた存在であり、その姿は、いかにクリームの衣をつけていようとも怖いものでした。

 

それがわたしの精神性にシンクロし つらくさせ、そして愛させるのだったと思い出しました。おなかすいた。

 

f:id:miya_ma:20220308104048j:plainVSEめしあがれ。

 

小田急はスマートな路線ですね。

 

小田急 小田急 ピポピポ♪

 

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本厚木は厚木の中心地で、駅前はこんな感じです。

そして鉄道の駅は小田急だけです。

というわけで厚木人にとって小田急線は特別な路線なのです。

 

神奈中バスに乗って 墓場に向かいます。

 

自分以外の家族といるときは車・タクシーで向かうことが多いのですが、自分ひとりのときは路線バスの終点までゆき、そこから10分程度、歩きます。

 

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森林浴もできて、自然を感じられる、その経路がむしろ好きなのです。

 

墓場に車で行って、すぐ去る、というのは、点と点という感じで、風情もないし・・・経路のなかで厚木の街並みや霊園の風を感じることも墓参りだなと思うのです。

 

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ダウンでは暑いくらいの良い天気。

見下されっぱなしの末っ子も生誕50年。

両親の眠るお墓にまいりました。

いろいろあったけど元気です。

 

父一家が満州から引き揚げるときに 2歳で死んだ弟がいたそうで・・・

いわば叔父にあたるわけだがその戒名を知りたくなった。

 

そこで、墓碑を見ながらメモをした

「帰眞如釋賢雄童児

 

とあった。

 

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「帰」の文字が先頭についており 昭和21年6月没だった

 

神奈中バスの終点からさらに歩いて10分ほど

ここは静かな森の霊園

幼児の叔父が

眠ってる

 

いくさは そんなふうに弱いところに被害が押し寄せる 

あまり父は 語らなかったけれど

2歳で亡くなる叔父がいたというのにわたしなど50まで生き延びてしまった

ひとの生き死にがただ単なる運だというのがわかる

運が良いのなら運が良いことをかみしめて生きねばならない

しかし戦争はだめだと思うが自分は危なっかしいところがあり 

ある種の美を肯定して理想は否定し なにか 虚無に飛び込んでゆきそうな自分がいる・・・

 

あぶない あぶない。

影は自分を追い抜こうとする

 

50歳はこれから下降してゆく年齢だがあわてて降りると怪我をする

 

墓場のモノレール

オルゴールの音を耳にしながら 

影とともにゆっくりと下降する

 

 

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さよなら おとうさんおかあさん

 

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これからも作家として生きてゆきます。

これからの10年、さらによい作品を作り続けたいと思います。

 

ぼけ防止にと独学で練習しているギターとピアノとウクレレ、少しずつ上達していますので・・・(※個人の感想です・・・)生楽器も使って音楽の幅が広がったらいいなと思います。

 

女性がひとりで作品作り・トラックメーキングをなりわいにしているというのは、あまり先達も仲間もいませんが・・・

もし仲間になってくれるひとがいたらうれしいです。

 

これからも作家として生きてゆきます。どうぞよろしくお願いします。

 

4月3日(日)は下丸子駅前「区民プラザ」にて販売会「NO WAY MANIACS」にブースを出します。

徒歩数分の河川敷には名物の21世紀桜の並木があり、見ごろだと思います。

お近くの方はぜひお会いしましょう。

 

 

作品はこちらのBandCampとBASEにて試聴・購入できます。

 

miyamatsuoka.bandcamp.com

 

383.thebase.in