少し前ですが、宮崎台・「東急 電車とバスの博物館」のシェアオフィスで作業をしました。
DENBUSワークスペース。
宮崎台駅直結のA棟ではなく、坂を下りてゆくB棟のほうです。
何度か行っておりますが、ともかく最高なのです。
1日最大1000円という安さ。雰囲気。きれいで人が少ない。
のるるんもいる・・・のるるんもいる・・・・。
とくに、以下の場所が素敵です。
モハ510形、だそうですが、昭和初期を思わせるこの雰囲気・・・こんな中でお仕事できるなんて。
足元には机ごとに電源があります。
ストーブや暖房もあります。
やはり運転席の傍に陣取ってしまいますよね。
この席は最高ですが、最初は「寒いな・・・」と思いました。
そして日差しが差し込んでくると「ま、まぶしいな・・・」と思った・・・。
時の流れが日時計の針を廻すのを実感できます。
昭和から、令和へ。
運転席は施設の外側に面しています。
午前中のあるとき、子どもの声がしました。
「でんしゃだー!」
「キャー!」「あああー!!」
「みんな、ならんで!」
・・・ふと右を見るとフロントガラスには保育園児の群れ。
保育士のかたに連れられて、子どもたちはあわただしく記念撮影をしました。
何枚か撮ったあと、その一団はあわただしく去ってゆきました。
最近の未就学児は忙しい。
その小さな首から上は、「幼児」ではなく「用事」である。
フリーランスで働く自分は こんなにのんびりやっていていいのかしら。
いいのだ。
◆
昔、女優の裕木奈江さんに顔が似ている似ているとよく言われました。
女優さん相手に、おこがましいなと思いますが・・・通算100回くらい言われた・・・知らない人にも言われた・・・。
それもあって裕木奈江さんの「みんな笑った」をカヴァーしてみたことがありますが、
楽曲とはなんの関係もなく、のちにDENBUSワークプレイスとなったB棟の動画を使わせていただいております。
のるるんの、「ソコが動くんかい」という様子が、動画に収められていますね。
のるるん、のるるん・・・。
◆
さて、素晴らしすぎるこのDENBUSワークスペースですが、
トレインシミュレーターが無料で遊べるのも素晴らしいところです。
正確な名称を忘れましたが、
ざっくりと「街」「山」「海」の3つのルートを選べます。
実はあまりシミュレーターをやったことが無いわたし・・・
電車でGo!も少しだけやったことがありますが、とにかく下手クソだったことを思い出します。
大丈夫かしら・・・。
マスコン運転のしかたを見て、信号が青になるのを待てずに・・・
さあ、出発進行!
くっ。
くっ。
両手で握ったマスコンを身体に引き寄せると、スピードがどんどん上がります。
座席も微妙に動くようで、カーブでは特に高揚感が増すとともに、このままどんどん加速するのかと、恐怖感も訪れます。
このまま突っ走ることを想像し、その破滅に身を任せてみようと思いつつ・・・やっぱり、胸の手前にあったマスコンを押し出すように前に出し、減速を始める自分がいる。
はい、東急の、いいなりに。
無事に駅に到着できました。
透明感のあるぽっちゃり駅員「のるるん」が駅員ダンスを踊ります・・・。
駅員というのもはつねに透明を保つ必要のある、無理のある美しい生き物であるのだ・・・。
そうそう、どのコースも、2駅間走ることができます。
山のコースも走ってみました。
心なしか、緑が豊かになりました。
くっ。
ガタンガタン・・・
信州あたりのJR線の揺れを思い出し、仕事しに来ているのに旅情が膨らみます・・・
木々の谷間を駆け抜ける運転の、これが、わたしの、仕事だ・・・。
ガタン ガタン。
「東急も 林間あたりは 森の間」
架空の駅名を考えてみましたが、「中央林間」「つくし野」という実在の駅名は、すでに野を感じさせ、東急は案外、森の間を駆け抜けているのだと実感します・・・
こどものくに・・・くらんべりーぱーく・・・野山と共存するかのように、その笑顔で、林や森を切り拓きながら・・・そしてわたしたちは東急沿線に家を建てた。
だけど電車はまだ環境にやさしいときいた・・・
愛する東急。
自然と人の共存。
架空の「東急・信州グリーン線」などという言葉を思い浮かべて、ニヤニヤしてしまいました。
もうそんなに加速しないで走れるようになった。
だんだん到着も上手くなった・・・。
というより、どんなに適当に運転しても、ちゃんと定位置に止まるようになっているのかも・・・??
そして、海が見たくなった。
架空の「東急・シーサイドライン」も運転してみました。
次の駅は・・・「うみぷらーざ」・・・
そのつぎは「ふたこたまうみ」・・・
いやー、きれいな風景ですね。
ちゃんと向かいから東急線もやってきました。
運転士はのるるんでした。
鉄道員はのるるんだけの架空の世界は東急のなか。
◆
そんなふうに、お昼休み、誰もいないワークスペースでシミュレーターをエンジョイしましたが・・・
気づくと電車に酔っていました・・・
うっぷ。
海東急の世界観に入り込みすぎました。
乗り物に酔いやすい人はご注意ですね。
でも、楽しかった。
仕事もちゃんとはかどりますよ、大丈夫。
この場所が17時で終わるのでチェックアウトして、宮崎台の坂を登って、帰宅・・・
と行きたいところでしたが、ついついフードコートのケンタで小腹を満たしてしまいました。
ごちそうさま。
以上、素敵なワークプレイス体験でした。
また行きたいですね。
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お知らせです。
大田観光協会の動画コンテストで受賞した作品、以下の生配信で公開されます。YoutubeのURLはリンク先にあります。
(以下、リンク先サイトより)
【生配信時間】
2022年2月5日(土)15:00~16:00(予定)
【内容】
⑴「地元自慢動画コンテスト@OTA」入賞作品発表・上映・講評(約30分)
大田観光協会で審査、選出した入賞作品・全10作品を上映。
入賞作品の各賞は上映の際に発表します。
特別審査員に片桐はいりさんをお迎えします。
⑵ ミニトークイベント
大田区と映画をこよなく愛する片桐はいりさんと、
大田区で活動されているゲストをお招きしてお話を伺います。
土曜日15時~16時、ぜひご覧くださいませ。
それに伴い、緊急リリースします。
わたしの受賞動画は基本的に楽曲なので、この日(2月5日土曜日)にBandCampで楽曲を公開&視聴販売することにしました。
1分強の、短い曲ですが、面白くて笑っちゃう作品なので、生配信を逃しても視聴してもらえたらいいなと思います。
BandCamp、こちらです。
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大田区!
大田区!
わが大田区を探索していますが、最近は道塚・雑色あたりがブームです。
そういえば雑色の「危機裸裸Hairサロン」で髪を切ってもらいました。
この写真は、髪を切ったあとに自転車で走って毛先がさっそく乱れ、
「ミスミソウ」を読んで精神も乱れているわたしです・・・。
秋に出演させていただきました危機裸裸チャンネルKiKiさんの旦那さまのお店です。
若い美容師の方です。
丁寧にカットしていただきました。
わたしは、「自分はもう中年だから少なくなっているはずの髪がペタンコにならないように・・・」とか、一般的なことを思っていたのですが、わたしの髪は少なくないので、それは気にしなくていいとアドバイスしてくれました。
「中年だから髪が少ないはず・・・」って、思い込みでしたね。
すとんと長くすることで膨らむよりも、膨らまないように外側は下の方でカットして、段を付けたらいい、いわゆるウルフカットを勧められました・・・。
結果、ちょっと段が入っていますが、そんなスタイルを勧められたの初めてです。
(これでわたしもツーブロック、か?)
いつも丁寧にカットしていただいてありがたいです。
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今は春に向けての充電期間ですが、フリマ等もぼちぼち決まってきています。
コロナがまた増大して大変ですが・・・春には収まっているのではないかと期待しつつ・・・。
またライブなどでお会いしましょうね。お元気で。
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