駅員観察日記(はてな編)

◆ポエトリーアーティスト松岡宮が描く東京の風景たち◆このブログはアクセスカウント以外のアクセス解析をいたしません◆

かくれんぼの意味

数センチゆきすぎてホームドアと電車のドアが合わない東急線

位置を直します・・・お待ちください・・・

年老いた車掌は苦々しい顔を隠せず

疲れたようにマイクに何かをささやいて

前方を見やる

その車掌の思いを乗せて緑色の重そうな列車は意を決したように後戻りする

この社会では訂正や後戻りはなかなか行われない

それを行ったというだけで誠実なのだ

車掌の重たい気持ちを乗せて

東急線は後れを取り戻そうと意気揚々と

渋谷まで

 

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あどけない声が叫ぶ

 

いち にい さん し

もういいかい。

まあだだよ

もういいかい。

もういいよ。

 

ケヤキの木の下

子供の顔がくしゃっと崩れて笑顔へと溶ける

 

「おかあさんみつけた!」

木陰にたたずむ母を見つけたその小さなフードから木の葉がハラハラと地面に舞い落ちる

よろこびで風が生まれる

みつけた! みつけた! おかあさんみつけた!

歓喜する長い影は淡い街灯の下で乱舞しながら駆け回り

たどり着く 母のもとへ

晩秋の区民公園は坂のてっぺん

早い黄昏と木々の枝がその風景を見守っている

冷たい風を いまだけ止めながら

 

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いち にい さん し・・・もういいかい!

(・・・すぐに見つかるようなかくれんぼをするんだな・・・)

と いっしゅん思ったけれど

すぐに気づいた

かくれんぼの意味

未来から遡及してこの瞬間に至る長い影のこと

日は暮れて明日になるということ

明日 かくれんぼの難易度はすぐに上がる

明日 その姿にたどり着くまでの関門はすぐに増えてゆく

「おかあさんみつけた!」

その言葉にたどり着くまでの時間がだんだん延びてゆくことを

そして永遠になるということを

母だけが 知っている

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坂を下りれば並木は終わる

わたしがその公園をあとにするときにも

ずっと声が聴こえていた

 

もういいかい。

まあだだよ

もういいかい。

もういいよ。

 

いつか見えないお母さんを思い出のなかに探す未来の悲しい日のための

今日 すぐに見つけられるかくれんぼ

今日 必ず見つかる優しいかくれんぼ

・・・それは、風の少ない暖かい日でした。

ケヤキの大木が見守っている

 

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新宿駅の柱にイケオジ・・。

 

憂国モリエール????なんか違う??いろんなアニメがあるのですね。

 

そんなわけで相変わらずバタバタしています。

バタバタにも少し、慣れてきましたが・・・

何かが足りない、寂しい。

 

音楽作品を作る時間的余裕がないのがせつない・・・。

音は、頭の中にはあるのですが、作って出す時間がなく・・・

どんな形でもいいので創作という形で表現していないと、自分のなかに何かが溜まってゆくのが感じられます。

 

突破してしまう・・・自分のなかの澱が・・・溜まって爆発してしまう・・・。

でもお仕事をなんとかこなして、それもありがたいかぎりです。

今日は、新しく買ったPCでこのブログを打ち込んでいます。

まあまあ、問題なく動いています。

 

それにしてもはやいもので

今年も残りが少なくなってしまいましたね。

アシナガバチも少なくなってきましたが晴れた暖かい時間には動き回っています。

ガムシロで餌付けしてみました。

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この姿勢だとオスメスわからないので、ガラスの器に入れてもいいかもしれませんね。

 

ちなみにオスはこんな顔です(↓)。

 

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顔が白くて触覚が黒ずんでおり、あまり黄色くないのがメスとの違いです。

 

そんなわけで日々なんとか生きております。

皆さんもどうかお元気で。

 

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