という大きな名前の高校が近所の川べりにあって
多摩川のふちにあるので
地元の人は「土手高」と呼んでいるそうです
多摩川サイクリングロード愛好者にとっては
とても 親しみのある学校
多摩川サイクリングロード左岸を北に向かって走る・・・
つまり海から上流に向けて走ると・・・
霧の遠くに横切る新幹線
遠くに武蔵小杉の高層ビル群
雲の向こうに落ちる太陽
草や樹々のおりなす黒い影たち揺らめいて
その風景のひとつである東京高校は
やけに明るさをもたらしてくれる
そこだけ若者の息吹を噴出させている
夕闇せまる川べりの草いきれのなか
運動場のあかりがやけに煌々と周囲の草原を照らして
運動する学生さん
マラソンの人々
散歩される犬
運動する命がみなぎっている場所
あの眩しいライトは
闇が迫りくる自転車道を走る旅人を
ほっと安心させる
まばゆい清潔の光でもありました
しかし
本年10月12日の台風19号では
多摩川はあやうく溢れそうに増水し
遊水地だったグラウンドもどっぷり浸水し・・・
いろいろなものが流されてしまって
運動場は使えなくなったと
風の便りに聞きました・・・
・・・いや 風の便りと言うか 詳しく言うと
「ジモティ」です
「ジモティ」に あるものを出したら
すぐに「ほしい」という方が現れて
「今日、クルマで行きます」とのことで
あるものを 貰いに来られたのでした・・・
そのときに被害状況の大きさを聞いて、今更ながら驚きました。
しばらく 使えなかったと・・・
そういえば大田区の場所取りサービス「うぐいすネット」
いま、河川敷は予約できない状態になっており
被害の大きさを実感します。
グラウンドが使えないハンディキャップを乗り越えて
花園の全国大会に出られるようです。
おめでとうございます。
あのとき、必死に白い車を走らせ
あるものを取りに来られた
あの 関係者の顔を思い出して
わたしまで じんわりきました。
というかシードもあるし 普通に強い高校なのですね・・・。
いやはや すばらしい。
応援したい気持ちです・・・
・・・しかし 勝ち進めば わたしの母校と当たりそうですが・・・(笑)
どっちもがんばって!
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