駅員観察日記(はてな編)

◆ポエトリーアーティスト松岡宮が描く東京の風景たち◆このブログはアクセスカウント以外のアクセス解析をいたしません◆

閉じ込めラリルレ西武線

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わたくしにはどうしようもない透明ガラスのハコの中

北多摩から南多摩から川崎まで(ぶっとぶな・・・)

レールの上を走らせる箱 

よく考えたらすごいことなのね

電車に乗るってのは・・・

すごいこと

こわいこと

人生を賭して乗り込むということ

閉じ込めラリルレ閉じ込められるっていうこと

もう出していただけないかもしれない

だから鉄道を取り扱いには専門知識が必要になるので

制服があるのかもしれない

何気ないふりをして魔法を使える白い手袋を

ときどき尻ポケットに隠して

駅員はいろいろな権限を持っているし魔法をつかえて姿も消せる

美しい背中で夕暮れをついて向かってくる列車を待ち受けて大きくもない掌できちんと受け止める

魔法使いで超能力者だからね

そう

制服を着さえすれば

 

駅員はいつも不思議な風をまとって現れる・・・

 

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夕暮れの帰り道

人身事故で閉じ込められたときに本当に怖い思いをしたのです

そこが自分のよわいところ

とじこめられた・・・と思うとわたしの身体はとたんに変動をきたす

情動の・・・辺縁系がヘンなんだろうなと専門知識を引き出しても動悸は止まるものではなく・・・

薬など飲んで頑張って覚醒を落とすしかない

だけどそんなときの車掌はとても必要に思える

からだのあまったところに入り込むすべての車掌の液体

あのとき

30分くらいは閉じ込められたでしょうか

こわいと叫んでいる人がいた パニック仲間だ 増えてるのだろうか?

30分・・・それはあとから30分といえることでその時・その時は永遠に閉じ込められているように思えるし

車掌の繰り返す声の単語「救出活動を行っております」

怖かった

自分は海軍の優秀な軍人にはなれないなと思った

 

鉄道員さん尊敬します

 

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結局 上石神井でおろされ 吉祥寺までバスに乗ってゆくことにした

年配の運転手がぎゅう詰めのバスを重々しくカーブさせてゆく

それから青梅街道に出ればもう早い夜が車のテールランプを赤く輝かせる

電車の中にいると たすからない・・・って思うときもあるけど

いま バスはなんとなく

優しい感じがする・・・

 

無事に帰ったけれど ヘトヘトでした

 

また西武線に 行くと思うけど