ある漫画の世界観が小田急登戸駅を覆いつくしてその強度を増していた・・・・。
グレイのチョッキも可愛い駅員たち
藤子・F・不二雄の世界の登場人物としてふるまわなくてはならない・・・
すこし・ふしぎ、の担い手として。
ある世界観を形づくる、部品の、木ねじの、一部分として。
駅員、君はチョッキだね
すらりとした君のシルエットによく似合うよ
半そでの白いシャツに
グレイでポケットに黒のアクセントが入った・・・
駅員、君はチョッキだったね。
人間って美しいものだな
そう 漫画の登場人物は人間にはかなわないものさ・・・
なんて
言わないさ
駅員
そのチョッキの目立つポケットは四次元に繋がっていたりするの?
なまいきだな
この ドラえもんでいっぱいの駅で
その なまいきで高貴っぽい制服は・・・チョッキというかそのベストは・・・
その
なまいきじゃないかしら、やっぱり。
駅員、君たちは、僕らの世界を演出するひとつの部品、なのだから
そうだ
土管になればいいよ
僕らが遊ぶ広場に置いてある
三本の土管に
駅員は
なればよい
どこでもドアがあった
小田急の存在意義を揺さぶる道具ではある・・・
台風の影響で不通だった区間も
予定より早く復旧し
素晴らしい小田急
僕らはもうフィクションの世界に逃げるほど豊かじゃない
現実がつよく押し寄せてくる
インフラが
工事が
人間が・・・
そう 白い半そでシャツからのぞく生身の腕などを持った
チョッキの似合う
駅員がそこにいるのさ
漫画のコマよりこの改札口で
駅員という人間がいるリアルを
深呼吸して胸いっぱいに
感じます・・・・
<駅員あなたが部品だとしたらそれはわたしも>
あんあんあん
とっても大好き
駅員さん
台風2日後の多摩川です。
♪