駅員観察日記(はてな編)

◆ポエトリーアーティスト松岡宮が描く東京の風景たち◆このブログはアクセスカウント以外のアクセス解析をいたしません◆

明治大学博物館めぐり(錯視・阿久悠・刑事・はみだしっ子)

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・・・明治大学の博物館には刑事関連のおもしろい展示があるらしい・・・

 

ときいて

行ってきました、駿河台。

 

神保町や 御茶ノ水が近く、出版社や古本屋の多い、文化的な街です。

3月の東京マラソンイベントで 小川町の歌を歌って以来、このあたりに来るのはひさしぶりですが いつも 文化の薫りとカレーの香りが漂って いいなぁ~と思ってしまいます。

 

カレー臭のする街、神保町。

空腹をちょっと我慢して、まずは 山の上ホテルのそばの明大博物館に行きました。

いろいろなテーマの展示があってそれぞれ面白かったです。

 

まずは、わたしの本業に近いのですが、立体錯視の展示があり、おもしろかったです。

 

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見る場所や角度、他のものとの位置関係によって、ものがどうみえるかは変わってくるのですね。

ほんとうは無限に続いていない階段が無限に続くようにみえる・・・

まさに錯視とは そんなものですが・・・

錯視といえば作詞(?)

というわけでお隣の 阿久悠記念館に 立ち寄ります・・・。

 

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壁いちめんのEPジャケットが 出迎えてくれました。

 

岩崎宏美の歌が わたしにとっては大好きで印象深いですが、新しめの方ですと 本田理沙ちゃんがありました。

 

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さすがに「いちごがポロリ」は エロすぎたか・・・?

本気と書いてマジ!が 飾ってありました。

昭和をあざやかに彩った歌のかずかず、いまでも歌える歌が多いです。

 

錯視も作詞も

置かれた場所によって見えるかたちが違うもの・・・

 

時代をつねに意識し、時代とともに詩はあるものだという意識を持つことが大事なのだなと実感させられます・・・。

「時代の飢餓に命中せよ」といった言葉が印象に残ります。

 

「甲子園の詩」で、作詞だけでなく詩も書いておられることを知りました。

 

言葉って 簡単に出せちゃうものもありますが、本当は奥が深くて 大切なものなのだと教えていただいた気がしますね。

 

そして 同じフロアの 刑事の博物館へ・・・

やはり、拷問具が印象に残ります。

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うーん 痛そう・・・

罪人が首だけ出して 町人が のこぎりをひいて よかったらしい・・・?

首をみせしめにする台も 飾ってありました。

ひとがひとに罰を与える・・・というのは どのくらい正当なのか・・・

ただ 処罰感情を 晴らしているだけという例もあったのではないか・・・

いろいろ 考えさせられますね・・・。

 

なかでもインパクトあったのは

西洋風の

鉄の処女

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女性の顔をしているのが また 怖い・・・

どうしてこんな残虐なものを思いつくのだろう・・・人間のサガなのだろうか・・・。

 

この

鉄の処女といえば

三原順はみだしっ子」の「拷問教室」を思い出すわたしです。

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年上の女に抱かれる趣味はないと叫んでいるのはアンジー君です。

実は我が家に全巻あるのですが・・・(姉のだけど)

 

というわけで 

実は これが 本命だったのですが

明治大学 米沢嘉博記念図書館でやっている 

三原順原画展に行きました。

 

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はみだしっ子」は もちろん 子どもの頃 リアルタイムで読んでいて

ほんとうに じつに ハマっておりました・・・。

姉と一緒に サーニンがどうとか マックスがどうとか・・・あの4人と一緒に海を旅して 山を旅しておりました・・・

雪山で遭難したり 恋をしたり親代わりの人間に出会ったり・・・

さいごの方は 難しくなって・・・ついてゆけなかったですが・・・(笑)

 

順先生といえば とても美麗で細密な描画。

それらが 本当にアナログで 絵具やペンで描きこまれているんだなあ・・・と

なまなましいペンタッチに

感激でした。

 

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気取りやで 偽悪的で 子どもの目には悪い子にみえたアンジー

いちばん適応がよくて

強く育っているように 感じます

 

良い子よりも悪い子が 元気に育つ・・・現実もそうですね。

 

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ひとつひとつの線が 本当に 描かれている・・・

当たり前のことなのに感動が押し寄せてきて、すっかり「あの頃」に包まれてしまい、少し涙が出てきました。

雪や 木々や・・・森の表現も こずえのざわめきが聞こえてくるようで、本当に 素敵。

 

デッサンも 拝見することができました。

 

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ああ、美しいなあ・・・。

 

最近、本当によく思うのです。

創作も まるで錯視のように どこに置かれるかということや時代の流れには 逆らえない・・・・

その流れのなかで どのように見えるのか それが真実なんだということです。

しかし それは 儚いようで 永遠のものであり

三原順先生の絵を見れば

あの世界のなかに 子どもが迷子になるような深い森のなかに

帰ることができるのですね。

まだ言葉にできない 感動が残っています。

 

そんなわけで 駿河台の明治大学をめぐり、感動の一日でした。

おすすめです。

また行きたいなあ。

 

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宇宙を駆ける列車旅!

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