駅員観察日記(はてな編)

◆ポエトリーアーティスト松岡宮が描く東京の風景たち◆このブログはアクセスカウント以外のアクセス解析をいたしません◆

京王新線と極寒のフリーマーケット

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この、緑色の素敵な地下鉄。

君の名前は都営地下鉄

京王新線に直通運転する、にくいやつ・・・。

 

これに、これに、悩まされた2日間でした・・・。

  

柱の路線図をみれば・・こういうことでしょ!

 

・・・まあ、そういうこと、ですが・・・

 

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どうも体に入ってこない駅がある

初台と幡ヶ谷

どっちも「は」がついて

ハハハのハ 

渋谷からバスで行けちゃったりするから・・・

京王新線とやら・・・お前から 逃げていたのだ・・・

 

我が家(大田区)から 京王新線あたりに行く経路を

図示してみました。

 

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特に、明大前から新宿までの路線がわかりにくい・・・

 

京王線ひとつかと思いきや、京王新線というものがあって

幡ヶ谷・初台という京王の駅があって

その京王新線が都営新宿線に乗り入れており・・・

 

うーん うーん 熱出そう・・・

というふうに 駅員は好きだけど路線には詳しくないわたしですが・・・

 

昨日は雪の中

幡ヶ谷のシェアハウスに行きました

 

誘われて詩のワークショップに行ったのでした・・・が・・・

うっかり明大前から「京王線各駅停車」に乗ってしまい・・・

まさか

京王線各駅停車が京王線幡ヶ谷駅に停車しないとは思わなかった・・・

笹塚出たら ごうんごうんと一目散に新宿に向かい・・・

・・あああああ幡ヶ谷止まらないんだ・・・

パニックになり 

たどり着いた京王新宿で、新線新宿に乗り換えました・・・

ぐったり・・・

終点の京王新宿と 京王新線新宿は 同じ駅のようで 遠く離れており・・・

ともかく ともかく 大変でした・・・

 

京王の駅員がいる 幡ヶ谷に到着し・・・

外は雪。

 

なんとか シェアハウスにたどり着いて、ああ、よかった~~~!

 

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この会は

大学生中心のグループで行っており

なぜか縁あって お誘いいただいて

雪の日だったので

「雪」について 静かに話し合って みんなで詩を書きました

 

雪って どんな感じ?

という 静かな話し合い

しんしん、って感じだね

無、きれい、そんな話も出たりして

京王新線の疲れが少し取れて来た

 

おやつを食べながら

若い方たちの話しっぷりは控えめで

わたしなどへの気配りもあって

素敵だなと思いました

 

外国にルーツのある大学生が多いんだなあと思ったり

みんな英語が出来るんだなあと思ったり

詩という地味なツールを用いて ゆるやかにつながる感じが素敵でした

誘って下さったWさん ありがとうございます

 

開催場所であるシェアハウスそのものにも 関心がありましたが・・・

わたしの蒲田の事務所みたいな普通の一軒家じゃなくて、やっぱり 綺麗でオシャレな家でした・・・。

蒲田シェアハウス計画は むりそうだなあ・・・。

 

素敵な詩の体験を しました。

 

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さて

本日は 同じく京王線「笹塚」でフリマでした。

雪の影響はなく、晴れてほっとしましたが、とにかくこれまでにない強風が

朝から吹き荒れていました。

 

ブルーシートをひくのも、一苦労するほどの風・・・

もちろん、寒い。

ここは雪山か・・・

体温をグイグイ奪われてゆくようです・・・。

もう最初から 普通のフリマは出来ない風だと思ったので

本だけ 並べました。

 

・・・結果的に 本をたくさん持って来ていて よかったです。

なんだかんだ お客さんとの会話もはずみ まれに売れる!

本は素敵な商品です。

 

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ご近所の藤木吾呂さんが顔を出してくれました。

 あまりの寒さと風のつよさに・・・

 

「・・・これはなんかの罰ゲームですか?」

 

と言いながら、吾呂ロゴ入りのチョコをくださいました。

バレンタイデー近いし嬉しかったです。

 

「笹塚にはへんな磁場があってこんな風になるのかなあ~」

なんて、話しました。

 

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黒衣の詩人・青条さんも来てくれました。

いつもありがとうございます。

 

この写真では余裕で漫画を読んでおられますが・・・

だんだん だんだん

あまりの寒さに青条さんも壊れてくるのが観察されました。

 

強風のたびに 商品が飛ばないように押さえる・・・その手から体温が逃げて行く・・・

 

わたしも脳が凍って・・・気づくとO嬢の物語」を朗読したりしていました

 

・・・Oは暗闇のなかでうめき声をあげながら、鎖につながれたまま、壁にもたれて苦痛に身もだえした。やがて彼女は声を忍ばせ、壁に身体を推しつけて、じっと動かなくなった・・・・

 

・・・うごけない気分はわたしも同じか・・・寒さもそうだが風が体温をさらってゆくよ・・・近くのガラスの向こうのデパートでは暖房の効いた中で家族連れが陽気な買い物をしている、だのに、こうして寒風がくるくる回るビルのかたすみで、いったい何をしているのだろう、遭難だ、遭難を、しているのだ、路上で、物売りとか、マジおかしい、あたまおかしいだろ、なぜ人は路上で活動をするのだろう、痩せた枝にビニール袋が引っかかって風にバタバタたなびいている、手放されたいのか、このまま枝にくっついて。;@」64.、p@いたいのか、「寒い風が吹かない」ことだけで幸せになれそうだ・・・だけど体の芯をくるくる回転させる風はしばらくやみそうにない・・・

 

気づくと

動き回って ジャンプしたり・・・

話が停まらず おかーさーん!

へんなハイテンション!

そうなんです 遭難です

そうでもしていないと体温が下がって気が遠くなりそうなのです

おーい おーい 見えるかい 

死んだおかーさんが見えるじゃないか

ヘリコプターはここまで救助に来てくれるだろうか

この雪山では

気が遠くなったらおわりですから

歌い続け 朗読しつづけ 踊り続け 体温を上げつづけなくては・・・

とその時 また強風が吹き荒れて

おれたちは身体ごと吹き飛ばされる

どこかのブースの商品が飛んでくる

ビニール袋が高く舞い上がって3階の窓にぶつかる

 

もうフリマどころじゃないだろ

売れるとか売れないとかじゃないだろ

おれたち生きて戻ってこれるのか

この雪山から

 f:id:miya_ma:20190210222645j:plain(岳・みんなの山、より)

 

しぬ・・・。

 

・・・あまり売れそうにない気がして早く切り上げようかとも思ったのですが

応援に来てくれた方もあり

また 14時過ぎから 少し客層が変わったというか

人が近づいてくることも増えてきて

少し売れることも出てきて

なんだかんだ 最後まで がんばりました。

 

頬が赤くなり 知らない間に転んだヒザが青ざめていました

身体は冷え切って 感覚もなくなり

たいへん過酷な時間でしたが

仲間やお客さんがいたから 最後まで乗り切れたのかなあと思います。

心は暖かでした。

みなさんありがとうございました

 

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フリマから戻ればわたしは風をよけられる

あれは寒い日だったと 脱出できれば笑い話だ

だけど 

枝にひっかかったあの袋はどうしているだろう

がさがさ びゅーびゅー

真夜中の風に吹かれているのか

いまも寒風に吹かれているのか

 

手を合わせて祈ります

誰も もう 

凍えてほしくは ないから・・・