駅員観察日記(はてな編)

◆ポエトリーアーティスト松岡宮が描く東京の風景たち◆このブログはアクセスカウント以外のアクセス解析をいたしません◆

KAWASAKI

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川崎を舞台にした小説を描くならどんなトーンで描くだろう?

油絵のようにこってりとした筆致か

鉛筆画のようにさらりとした筆致か

少年が亡くなった草原に今年の草は伸びて風にたなびき

いつも多摩川大橋やガス橋から攻めるわたしも

その日は六郷橋から川崎に向かったのだ

北と南があったとき・・・

どうして 南って ばかにされるんだろうね・・・

豊かなものを 持っているのにね・・・

わからない

ただ 水鳥が ひとりぼっちだった

 

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川崎の南を走る列車といえば京急線

赤いフォルムが轟音をたてて通り過ぎてゆく

ぐわん ぐわん

さび付いたフェンスのすぐ向こう

小柄な運転士が大柄な赤いものを引っ張ってゆくのを見た

赤いうし?

赤いライオン?

怖いものは魅力的です

わたしひとりが吹っ飛ばされても

・・・ああ それは 凧か風船でしたかね

気づかれないで通り過ぎてゆくのだろう

何しろ大胆な京急の ことだからね

 

ぐわん

ぐわん

 

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大田区民だけど川崎が好き

川を隔てた隣の町 都道府県すら違うのだけど 

お買い物では川崎を選んでしまう

どこか寂しさのある町かどに

ぐわんぐわん ギシギシ 赤い列車がまた通り過ぎてゆく

魚を焼いた煙が空へと昇ってゆく

ここで暮らしている人々が夕食の支度を行っているのだ

飢える人もいるのだろうか

この川崎には

だけど 夢を あげたいとばかり願えば

パステルカラーの筆致になってしまう

川崎に 夢 ですって??

そう

駅の北のほうに「ラゾーナ」なる綺麗な世界が出来てしまい

上品で おしゃれな街へと変貌を続けているところなのさ

ひひん ひひん

駅の南のほうでは馬がひひんといななくよ

ひひん ひひん・・・

町だって育ってゆくのさ

それはそうだけれど

川崎には個性があったからそれが無くなるなら少し寂しいね

だけど川崎は交通便利なよいところだから

開発されるのは仕方がないよね

冬風よ 冬風よ

少年のことを忘れないで

 

 

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おや これは どこのイタリアでしょう・・・・

 

答えは 川崎のイタリアです!

 

さいか屋 というデパートが無くなったら

こんなにチネチッタの存在感が増して・・・

まるで イタリアのよう。

このまま さいか屋跡地が更地のままでも 川崎らしくていいと思うけれど

パルコが できるらしい・・・

え? 今なんと?

パルコ(※ゼロゲート)が 

できるらしい・・・。

 

川崎は 西口にラゾーナ そして北口に新しい改札が出来て

そちらのほうはすっかり綺麗になったけれど

南東のほうは チッタともども これから開発されるよう

ルフロンには

じつはよく献血に行きます

だって 歯磨き粉をくれるから ついつい行ってしまいます

 

 

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この道も

ゼロゲート・ストリートになってしまうのかな?

そんなふうに変わってゆく川崎

わがまちとして

ずっと 見つめ続けてゆきたいと思います。

 

大田区民だけど!

 

 

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