駅員観察日記(はてな編)

◆ポエトリーアーティスト松岡宮が描く東京の風景たち◆このブログはアクセスカウント以外のアクセス解析をいたしません◆

メビウス小田急ランド

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小田急がこのマークになってから

小田急線はメビウスを目指しているのだなと感じていた

落ち葉の約束

今年も秋が深まってきた

終着駅は始発駅になり、わっか、出発。

急行電車と各駅停車は違う線路、ねじれ、発動。

そしてどこかで重力は反転し

乗客は天井に落ちたり酔ったり吐いたりふわふわ落ち着かないのだが

車掌はメビウス慣れたもの、

まもなく新百合ヶ丘・・・

・・・多摩線盲腸線です・・・

・・・盲腸線メビウスは どうなるの・・・?

 

知 ら ん 。

 

多摩線のことなど 知 ら ん 。

 

 

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ぎゅうぎゅうに詰め込まれて小田急線。

ドアにほっぺ 窓にてのひら

ぎ ぎゅ ぎゅう・・・ 

あちこち押しつぶされて変形する乗客たちの身体

脳は優秀な身体を貰ったあの日神様から

だが しかし 晩秋の皮膚はあまりに柔らかく

(人のこころは変化によわいもので)

落ち葉を握りしめたらパサンパサン

耐えられなかった高齢者の皮膚から水が噴き出しその高齢者は液体となる

と とろ とろり・・・

Gに 負けるのが乗客だ

わかってる わかってる という顔で

鋼鉄の皮膚を持った車掌が 液体の始末をする

 

あ あ あ・・・

 

怖いよ~ママ!怖いよ~!

一神教のみなもと・多摩せんたあが・・・・

なんか 怖いよ・・・

 

 

 

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そう

落ち葉が吹き抜ける駅前通りには

今年もキチィが夢のねぐらをこさえて

強制的にまぼろしを 見せに来てくれる

 

キチィ キチィよ・・・

俺に多摩線はちょっと・・・

ああ、そうだね、きついよね・・・

 

今年もまた冬がやってくる

昨年もさみしかった

今年もさみしいのだろう

気を許すと液体になってしまいそう

おじさんとかおばさんって まだ 呼ばないで

涙を1滴でも流したらもう 身体じゅうが溶けて涙になって 小川になって どぶに注がれ そのどぶがメビウスの輪で 海に注がれず どこか知らない場所に自分のかけらが旅立ってしまいそうだ・・・

 

いえいえ そこは 多摩線盲腸線

あなたの涙は流れ切らず

ただ とどまっている、唐木田に。

 

身軽な車掌が風に身を翻す、落ち葉が友達だったのね。

 

寂しさばかりを乗せている列車が

まぶしいばかりのキチィの夢の脇を

すり抜けてゆく

 

 

 

 

 

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詩人の上手宰さんから 「冊」毎月届きます。

ありがとうございます。

草野信子さんの詩が じんときた。

「支援物資」のひとことが じわっときますね・・・・。

 

 

松岡宮のCDも よろしくお願いします(唐突)。

 

LimitedExpress383

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Astronaut No.9

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