さすがは多摩線
小田急多摩線に乗ったらヤブ蚊がいた
ぷぅん ふんふわ ほうほう ぷぅん
上下しながら ふわふわと飛んでいるので電車の揺れには関係なく
わたしのまわりを飛び回り
電車が坂道に差し掛かればともに上昇し
ぷぅん
スキあらば血を吸おうとしている
白とグレイと黒のボディがヤブいね
スリムな手足が小田急の駅員みたいだ
言われてみれば
駅員の制服が不思議なホスピタリティあふれるカラーになってから
鉄分が不足してきた気がする
お互いに・・・
鉄が足りない
<お客様 そうなんです小田急は走るホテルを目指しているのです・・・鉄道だ、鉄だ、なんてことにお客様が気づかれないくらいに天国のような素敵な空間を目指しているのです、小田急は・・・・>
多摩線のモスキート
鉄分の足りない小田急線
血を吸われるのは、ちょっと 困るわ・・・
ふわんふわんするヤブ蚊を追い払いながら
みごとに盛りを迎えた木々の森の中を
列車は終点に向かって進んでいった
キチィ。
「小田急多摩センター」のふりがなは「おだきゅうたまセンター」ですが
「京王多摩センター」のふりながは「けいおうたませんたー」
なのです
小田急の、うかつにゆるいヒラガナを使わないぞ!という
強い意志を感じます・・・。
君たちほんとは、仲、悪いんだろ・・・。
♪