駅員観察日記(はてな編)

◆ポエトリーアーティスト松岡宮が描く東京の風景たち◆このブログはアクセスカウント以外のアクセス解析をいたしません◆

電車に収納されるための技術

手袋をしなくても手首から先

白く染まった駅員たち

お下がりください、くるくるり

朝のラッシュでは群舞するのです

東京、鉄道、紺色の白鳥たち

今日もわたしのレールに電車を走らせるのは見えない手袋たち

ガラス窓に映るのはたくさんの顔たちで

どれが自分の顔なのか

もう解らなくなる

駅員だけが駅員という名前を持ってどこか光り輝いている駅

先頭一号車 カバンを強くお引きください

この社会には収納されるための技術があると知る

わたしも頑張って収納されやすい形になりましょう

駅員が見えない手袋をその手の甲にまとっているように

わたしの中にも東京の鉄道の作法は入り込み

知らぬ人と身体を密着させることを要請される朝

駅員のネクタイがするりと風にほどけて

元気でな!

やけに元気な声をかけてくれまし

たが

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