駅員観察日記(はてな編)

◆ポエトリーアーティスト松岡宮が描く東京の風景たち◆このブログはアクセスカウント以外のアクセス解析をいたしません◆

はこばれたかったの?わたしは・・・

はこばれたかったの?

わたしは 

はこばれたかったの?

あれは33年前の 炎天下の朝礼 

熱射病で(・・・と当時は言ったのだ・・・今は熱中症・・・)

土ぼこりをあげながらバタっと倒れたアヤカちゃんの

めくれたスカートのなかの腿まで覚えている

あのときの 無力なアヤカちゃんのように

だらんとはこばれたかったの・・・

わたしは・・・

苦しい思いの果てまで駆け抜けて

膝からくずおれて

体液でびしょびしょになったわたしが

はこばれたかったの?

東急バスに乗っちゃうの?

五反田から川崎まで行っちゃうなんてすごいよ、運転手さん・・・

それでわたしは

どこに行っちゃうの?

はこばれたかったの?

わたしは・・・

壊れかけたエレベーターのなかで

身体の半分を残したまま扉が閉まって

大嫌いな狭い密室で 精神みだれて 

落としたジクソーパズルのように

壊れたかったの?

わたしは・・・

エレベーターのサービスマンに助けてもらったことがある

鍵束をエレベーターの隙間に落としてしまって

管理人さんに泣きついたら

20分後に飛んできたのが

エレベーターのサービスマン!

太いふちの眼鏡で きらり、ほほえみ、すぐに拾いに行ってくれました

だからわたしは思ったのです

わたしだったら迷子になってしまう薔薇園の迷路だけど

この作業着を着たのっぽさんは

どこに行くべきか わかっているのだわ

あなたの手をとって

離さない

ついてゆきたい

はこばれたかったの?

わたしは 

はこばれたかったの?

強い力で腕をつかまれ非難されたかったの?

あなたの過去に傷があると非難されたかったの?

あなたのせいでこんなに傷つきましたと非難されたかったの?

松岡さんのアレは実は犯罪行為だって

知ってた?

ビリーズブートキャンプのビリーズの無邪気さで

そんなふうに言われて

はこばれたかったの?

あなたのお話をちょっと聞かせていただけませんか?

そんなふうに 大事な人物みたいに屈強な男性2名に身体をぎゅっと押されて

ぎゅぎゅっと押されて

・・・ゲロしなさい!正直に!

サンドイッチのツナみたいに吐いてしまいたかったの?

力で勝てない相手に暴力的に手籠めにされて

ビデオ撮影されながら

首でも絞められたかったの?

失神したかったの?

汚れてもいいのだと 汚れても抱いてあげるよと

誰かに抱きしめられたかったの?

交通機関に乗りながら

ふと そんなことを考えたのです

はこばれるときは どうしようもない無力と

自分で何も支配できないいらだちと

その無力を埋めるべく立っている車掌の

柔らかな声と言葉・・・

わたしは

はこばれたくなかった

ほんとうは自分の足で 進んでゆきたかった

どこに連れてゆかれるかわからない

箱の中で

怖いよ 怖いよと 

拍動しながら自慰している

怖いお兄さん優しいお兄さん強いお兄さんにはこばれたかったの

ぽんと夜空に

飛び出しました

そんな感じで生きています

いつどんなふうに自分が死ぬのかわかりませんが

わたしは前から もう余生のような気分でした・・・

どっちにしても余生なら・・・もっと前向きに積極的に生きようと思いました・・・

言い方を変えれば・・・

 もっとお金を使おう!!

なんて・・・・。

その一環として?

生まれて初めて コストコに行きました!

倉庫みたいなお店ですね。

思ったより 安くはないですが

1キロ以上ある クランベリーが 良かったです。

ヨーグルトがはかどりそうです。