駅員観察日記(はてな編)

◆ポエトリーアーティスト松岡宮が描く東京の風景たち◆このブログはアクセスカウント以外のアクセス解析をいたしません◆

スカートの中でいま幼女がままごとをする

(写真と本文は関係ありません)

今日もちょっと苦手な朝のラッシュ

駅員がぽっと放たれる朝の7時半

わたしの乗った車両に溢れる人波は

ようじょ、ようじょ、ようじょ、の、荒波

あやかちゃん まりのちゃん ももかちゃん きよなちゃん

可愛らしい少女たちのおかげで

ずいぶん視界は いいけれど

わたしの下半身を包む幼女の波が ちゃぷちゃぷとわたしのスカートを濡らす

ぐいっと・・ああ 苦しいのは なぜかしら

扉が閉まる

・・・もう一歩お詰め下さい!

駅員の手袋がさらにぎゅうと人波を押しのけ

幼女の群れとわたしがさらに密着する

背の低いわたしのさらに手元のあたりに

いたいけな白い帽子の群れ

万年筆のクロスする徽章が光る

ああ 育ちのいい あやかちゃんたちだね・・・

涼しい顔してホームで踊る駅員は知らない

わたしの下半身がいま 幼女に侵されていることを

スカートの中でいま幼女がままごとをしていることを

駅員 助けて・・・

・・・やめてよ くすぐったいよ

あやかちゃん まりのちゃん ももかちゃん きよなちゃん

・・・下半身は 生き物なんだぜ。

ランドセルの材質がこれほどまでに硬いことを知って

駅員 助けて

わたしの下半身は爆発寸前

あやかちゃん まりのちゃん ももかちゃん きよなちゃん

赤いランドセルに下腹部ぎゅうぎゅう押されて

だめ もう 我慢できないよ 

・・・吐 い ち ゃ う よ 

 ああああああああああああああ

   ああああああああああああああ

 あ あ

   あ あ

     !

・・・ハァ ハァ ハァ・・・

白い帽子にとっぷりと嘔吐する

わたしの吐瀉物が幼女の髪をたるたると

濡らす・・・

宇宙の海は俺の海 

と歌ったのはハーロックだが

幼女の海は吐瀉物の海

思い出すのは1年のとき

クラスメイトが嘔吐して

2年のときはわたしがスイミングスクールのバスで嘔吐した

乗り物での嘔吐はあまりにもそばにあったと

あやかちゃん まりのちゃん ももかちゃん きよなちゃん

が 教えてくれた

今朝も

たまたま切れなかっただけの紐と

たまたま割れなかった風船を抱えて

さようなら幼女たち

わたしも仕事場へ