駅員観察日記(はてな編)

◆ポエトリーアーティスト松岡宮が描く東京の風景たち◆このブログはアクセスカウント以外のアクセス解析をいたしません◆

雨谷車掌

(写真と本文は関係ありません)

東急東横線の5両目と6両目の間に立ちながら

串刺し

なんとか濡れている。

なんとか揺れている。

渋谷を出て数秒のあいだはカーブがきつくて

連結部分の谷間に落ちる

わたしの足首。

よいしょ、引き揚げ、串刺し。

中目黒からは多くの荷物、多くの肉体、そして、雨。

傘をひっかける部分を探しながら、動けません、そして、雨。

落ちないように、お客さま・・・・

混雑した特急の車内では待つしかないの。

ただ愛の言葉を待つしかないの。

・・・・あ、いま、連結部分で、わたしを引き上げてくれた、白い、手袋・・・・

雑音だらけの車内放送が車掌の名を告げる<きょうの車掌は雨谷です。>

雨谷車掌の、手だった・・・

ただ愛の言葉を待つしかないの。

串刺し。

8両目から1両目へと雨谷車掌の声は

水に落ちるわたしを引き上げ

くちびるとくちびるを触れ合わせる儀式で

それはわたしの身体を貫通し

文庫本を読んでいた女性を貫通し

スマホをにぎる青年を貫通し

やがて乗客をたくさんつないだネックレスになった

なんとか濡れている・・・

だけど 熱い・・・

わたしを抱いた雨谷車掌の大きな手の感触

皮膚の感じと匂いだけが残って

かたちとしては思い出せません

だけど 熱い・・・

待っている

待っている

乗客はいつも待っている

あの 死んでもいいとすら 思えた

車掌のつめたい

くちびるが触れる 感触を

上の2枚目の写真は、YOKOHAMAトレインフェスティバルのときの東急駅長の手袋です・・・

これがほんとの 東 急 は ん ず !!

とかなんとかで・・・なんとなく疲れてます・・・・。

まわりも体調不良の人が多いですね、みなさん、疲れたら休養しましょう(わたしも)。

11・2イベントまで2週間ちょっと、

新曲は「基礎部分が出来たが、詩はまだまだ」くらいで・・・・

大丈夫かな(・_・)いつになくゆっくりペースだな・・・・。

あとの作品はおおむね決まりました。

昔の好評だった作品もいくつか入ります・・・鉄道系が多いですね。

ぜひいらしてください、そして盛り上がってください。

以下は、最近食べたものです(↓)

パンばかり。