駅員観察日記(はてな編)

◆ポエトリーアーティスト松岡宮が描く東京の風景たち◆このブログはアクセスカウント以外のアクセス解析をいたしません◆

鉄道を憎むな駅員を憎め

写真と本文は関係ありません。

駅員 あなたは人間じゃない

ひどいよ・・

ラッシュのドア際 客を箱に押し込める

なんて激しい その ちから

ひどいよ・・・駅員

ひどい・・・

 人間に骨があることを知っているのか

 もちろん駅員は何でも知っています

 そして肋骨も骨盤も 圧せば動く骨たちであることも

 ええ 知っていますとも

 駅員の声が キンと 冷たく響く

 

 東京を憎むな駅員を憎め

 鉄道を憎むな駅員を憎め

 乗客の骨をきしみ折るとき 駅員の指の骨も少し折れている

 運命を憎むなわたくしを憎め

 仕事を憎むなわたくしを憎め

 駅員の コートの社名エンブレムがきらりと光る 

 駅員に押し込められると

 駅員がまるで折れちゃうみたい

 ぽきぽきり

 強いけれど 弱いのね

 銀の空に垂れ込める雲 その上はまるで見えない日です

 駅員のあごの小さな傷が とてもとてもよく見える日です

 さよならお客さま

 駅員が遠ざかってゆきました