駅員観察日記(はてな編)

◆ポエトリーアーティスト松岡宮が描く東京の風景たち◆このブログはアクセスカウント以外のアクセス解析をいたしません◆

なぜ仲間になろうとするんだ

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なぜ 仲間になろうとするんだ

たしかにわたしはひとりもの あなたと仲良くなってうれしいわ

だが

なぜ 仲間になろうとするんだ

なぜ あなたの仲間に引き入れようとするんだ

これまでたくさんの就労の機会があった

フリーランスなんてやめて うちにおいで と

常勤に近い仕事に誘われることもあった

・・・そっちをやめて こっちに来て・・・夢のような仕事を始めるんだ・・・マツオカさんのような人材を待っていた マツオカさんの専門的な能力と・・・創作とかやっている個性を 遺憾なく発揮できる仕事場です マツオカさんの好きにしていいから うちの事務所の ひとに なって・・・・かならず毎週飲み会をして みんなで親睦を深めあうんだ みんないいやつで いい仲間だ・・・・マツオカさんもうちに来て みんなと一緒に飲もうよ飲もう・・・・

ごめんなさい やっぱり 耐えきれなかった。

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いつも どこでも だれでも

近づきすぎると うまくいかない

仕事場だろうと 劇団だろうと 何らかのグループだろうと

恋人だろうと 婚約者だろうと 恋人だろうと・・・

そのように名づけられたとたんに うまくいかない

何かに属したとたんに うまくいかない

逢う頻度が高すぎると うまくいかない

当たり前になると うまくいかない

わたしの棚ができるころには 息ができなくなって 荷物をまとめて

旅じたく

 飛び交ったことばの竿がわたしの視界を撹拌する・・・・・・・みんなの忌憚のない意見をください 参考にします・・・前向きに検討したのち善処します 善処します・・・・の、確約なく発せられる言葉の居残り組が耳の奥でなり続ける、サンプラーのドラムパターンのように

あるいは

・・・・3日前にあんなふうにしましょうと言ったのはあの状況だったからで今はやっぱりちょっと違うので今日からこの方式でいきます・・・・の声、朝令暮改のポエムの残骸、厳しくわたしのなかで撹拌をはじめて悩まされる、日本人は忘れっぽいのか、日本人は忘れっぽいのか、そんな題名の、本をさがす。

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使用する 人が人を

扶養する 人が人を

共同研究者には研究生になっていただく必要がありますと大学事務員が言って書類がやまほどやってきた、

きみを扶養するよ だって僕が得するからね、と夫が言った

大きな手がわたしの身体をぎゅっと抱きしめてそのまま根っこをちぎっていった、うそ、根っこが大事だったので、大きな手を、斬った、

マツオカさんのファンです・僕らのライブに来てください/マツオカさん仲間に入ってくださいという言葉の海が耳元に押し寄せる

「フレンド:いいね!」のボタンが地面にたくさん生えこけているんだ それは おそろしいことに劣化しないんだ ずっと ずっとね・・・・

「ひとは、けっして、ひとりじゃない」という言葉がテレビから聞こえて悪夢のように耳から離れない・・・

(なぜ仲間になろうとするんだ?)

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さよなら、ありがとう、優しくて気の良い 事業所たち、職人さんたち。

あなたたちといて つらいのだから わたしはどんな集団にいても うまくいかないことでしょう。

この気持ち

忘れずに

忘れずに

います。