駅員観察日記(はてな編)

◆ポエトリーアーティスト松岡宮が描く東京の風景たち◆このブログはアクセスカウント以外のアクセス解析をいたしません◆

燃える太郎の1両目

男性の 身体は

女性のそれとは まるで違っていて

マスコン ブレーキハンドル 

大きくて なにより硬くて

余震の予感の1両目

男性の 身体は 誰でも出入り自由なおおらかさを見せながら

夕暮れの地震雲

抱いたなら 離さない

運転士の太郎はもう坊やではない

県境をわたる男性となった

・・・太郎 大きくなっちゃって

ドウ ドウ

昨日の嵐で一級河川は増水し

白い泡をたてて 強く波立つ

その上を走る わたしたち

燃える太郎の左手のハンドルさばき

・・・・お客さんを抱いて渡りますからわたしにしっかりつかまって・・・・・

ハムストリングス つかまって・・・・・

太郎の身体はたしかに男性で

わたしとは違う身体で

燃える太郎は 大きくて 硬くて

・・・・ほんとうは もろいものです・・・・

いま なんて言ったの

・・・・ほんとうは もろいものです・・・・

いま なんて・・・

太郎の後ろ髪につかまりながらわたしは峡谷の深い底に落ちそうになっていた

地震雲はまだ

消えない

これは台風の日のしょっと。顔見えませんがふたりとも笑顔です・・・・・たいへんなときこそ人間のうつわが問われるもので・・・わたしも駅員さんのおおらかさを見習いたいものです・・・。

なぜこの世界に駅員さんっているんだろう?

不思議だ・・・そんな妖精を・・・・だれが いつ なんのために・・・・

ネクタイが 似合って すてきだ・・・・駅員さん・・・・

でも もうすぐ絶滅するんだろうか?

駅員さんを見かけたら 大事にしないと!