駅員観察日記(はてな編)

◆ポエトリーアーティスト松岡宮が描く東京の風景たち◆このブログはアクセスカウント以外のアクセス解析をいたしません◆

運転士が握っているものは

じわり

運転士が握っているものは

東急東横線

この 8両編成の すべて

少しだけ濡れた手袋

乗客の皮膚を少しだけ圧す

パームの息苦しさ

運転士の大きな手は

車両の重みを瞬時に計算できる能力をもち

グレープフルーツのジュースのしずく

わたしを握りつぶしてしまうことだって

ほんとは かんたん

運転士だって乗員のひとり

運転士は自分の臍部を握っているのです

袖口の尖ったエンブレム

 おれが守るのはおれの身体

 おれが握れば身体は握られる

それは自慰という言葉では生ぬるい

それは自傷という言葉よりは前向きだ

運転士が東横線そのものに拡大し

(胸板はちょうど女性専用車のあたり)

高架線からみえた夕映

スピードをあげて列車は西へ

 握るおれを握るおれがいて

 おれが握るのは握ってるおれで・・・

腹部のあたりを運転士に握られ苦しい呼吸で見あげた風景

窓の向こうに見えてくるのは

大きな 富士山

を 包み込む

大きな 大きな 運転士の 手です

このところは仕事がいろいろあり、いろいろな方々とつながって楽しく、孤独にさいなまれることはありませんでしたが、それ以外のことができませんでした。明日からちょっとだけ時間ができます。作品頑張ろう。

さっき西京焼なるものを、あまり味噌を落とさずに焼いたら、焦げたお味噌(?)がものすごく美味しかったです。わたしの人生で食べたもののうちトップ3に入るくらい好みの味で、麻薬のように好きになってしまい・・・フライパンをなめてしまった(行儀悪い)。コゲ、コゲ・・・・この世にあんなに美味しいものがあるとは。