駅員観察日記(はてな編)

◆ポエトリーアーティスト松岡宮が描く東京の風景たち◆このブログはアクセスカウント以外のアクセス解析をいたしません◆

駅員をさがさないでください

ざわめく駅は波打ち際のよう

ざわざわ と 音が上下する 静脈のリズムで

もしも 駅員が

もしも この世に いなかったら

そう思うと いま 目の前にいる この駅員が

たまらなく 貴重なもののように 思えてきます・・・

「おや

  駅員が見えるなんて 不思議なことですね

    この世界にはもう 駅員などというものは いないのに----」

駅員をさがさないでください。

波が寄せて 潮が引いた

岩がぶつかり 裂け目ができた

駅員 とは 予定 だったのでしょうか

それとも 駅員 とは 必然 だったのでしょうか

足元の砂がさらわれてゆく

駅員は 本来は いないのだ

駅員は 本来は ありえないのだ

駅員は 本来は 見えないもの なのだ

この海にいるはずのない 虹色の魚

この海に泳ぐはずのない 透明な魚

膨らむ胸を押しつぶすような例外の数々が

この駅にはつぎつぎに生まれている

----乗客のみなさん どうか 駅員を 発見しないで ください-----

この世界には 駅員は いない というのに

わたしのどこかに ぼっこり 穴が空いていて

そこから吹く風が

駅員を

 「どうもすみません」

みつける

いつもなにかが足りないわたしが

駅員を

「おそれいります」

みつける

なんだか最近、いろんなことを考えすぎて頭がごちゃごちゃしています。

夫と喧嘩した・・・とか、よく書きますが、夫も確かに怒っているのに45分くらいたつとすぐ話しかけてくるので、その、あとくされのなさに、ほっと助けられたり、かなしくなったりします・・・。わたしなど、30年前の恨みやコンプレックスをいまだに持ち続けているのに・・・・。図工で、風船で作る「ハリコ」がうまく固まらなかったことを、いまだに悲しく思っているのに・・・・(それ以降ハリコは嫌いだ~)。