駅員観察日記(はてな編)

◆ポエトリーアーティスト松岡宮が描く東京の風景たち◆このブログはアクセスカウント以外のアクセス解析をいたしません◆

家にしか居場所がないのかもしれない

いまや

家にしか居場所はないのかもしれない

社会に出れば摩擦を起こす

から

チリンチリン・・・・

どこから振り返ればよいのか わからないが

思えば生まれたその日から

タライの宇宙で摩擦の日々だった

夏休み。

わたしはわたしをもてあましている

ひとは入れ物によって拡大したり縮小したりする

わたしの入れ物は なんだったんだろう・・・・

摩擦のなごりのヒジの傷跡

シバ漬け美味しい夏が来て、

朝、あっちっち、体操して、今日は、何、しよう?

それにしてもほんとうに誰からも何のメールも来ない

ええ、ひま、ひまなんです。

その昔

よくライブハウスから出演依頼がやってきた

わたしはノルマ払いがいいからだなあ~と笑っていた

だけど いま

出演依頼なんて 来ないったら来ないったらぜんぜん来ない!

みえないにんげんのみえなさはすごい

 

しかし、なんでだろうね??トシ食ったから かしら?? わたしがわるいんだろうなあ~!

たとえばおなじ研究室

同世代の仲間同士の研究会

みんなで励ましあってそれぞれの論文を書こうという主旨の、若手の会で

・・・わたしは論文を共著者でない相手と励ましあって書く習慣がないから・・・

・・・わたしはだいいち 自分を若手だと思っていないから・・・

・・・だからその主旨で集まることには抵抗が・・・・

などと言ったら

ひとしきり 返事をくれた後輩もおり 貴重なディスカッション 感謝します・・が・・・・

もう 誘われなくなった

もう 誘われない

わたしはまた 摩擦して 鎮火されてしまった

のか

みえないひとを

みすごせないひとに

出会えば いい

みつけてくれる、いい・・・

半袖の風をからだに受けて

駅員にはわたしのすがたがみえる

黄色い線の内側にお下がりください

お下がり、お下がり、下さい、の声。

すべての乗客の輪郭や

これから向かう先まで見える

駅員には透明なマムシも見える

駅員には透明なムカデも見える

Oh!

危険なものはなんでも見える

だから駅員の目にはまるで危険物でいっぱいのジャングルのように見えているだろう

駅員のいたいけな二本の脚を襲うかもしれないモンスターども!!

駅員は だから ちゃんと見える すべてが・・・

この関東の

この都会の駅では

忙しそうな同世代がわたしの右と左を行き過ぎる

大変なんです

そう、大変なんだ・・・・

の、

風。

・・・ええ、わたしは、ヒマ、なんです、

というわけで、同じようにヒマをもてあましている義理義理兄と遊んだ

ギリギリガールズならぬ、ギリギリ兄さんは、夫の姉のだんなさん、わたしと同じ誕生日で(年齢は親子ぐらい違う)、ほのぼのとした、もと大工さん。

わたしの自宅に

夢の網戸を

付けてくださいました

・・・これで窓開けて寝れる・・・風が気持ちいいねえ・・・・・

・・・やっぱり 家にしか居場所が ないのかもしれない・・・・・。

みえないひとであることを 説明するのは難しい

かんがえすぎだと言われたり

自意識過剰と言われたり

あなたもだいじな仲間だよ そうだよ みえているよ と 言われたり 

するから

あるいはマツオカさんだって、「イル」じゃないか、と言われたりするし

それに対しては反論できない

わたしは健康で丈夫で楽天的で つまりはあまりに幸せに生きすぎた・・・・

摩擦を生ずる物体のぶんざいで  率直にいって可愛がられすぎた・・・・

だからいつも どっかに所属しているような 気がしていた・・・・

ぶ ぶ ぶぶぶのぶぶぶぶぶんざいで・・・・

わたしの入れ物はほんとうはどんな入れ物だったんだろう

幕の内弁当におけるコーンポタージュなのか

山手線で運搬する廃車のアメ車なのか

図書館の米粒なのか

ポシェットに入れる雲形定規なのか

わたしはわたしをもてあましている

ほんとうは

わたしがみえないのは

わたし自身だった

のだ

縮毛矯正したら白髪があんまり目立たなくなりました。

つまらないので白髪が見えるように広げてあります。