駅員観察日記(はてな編)

◆ポエトリーアーティスト松岡宮が描く東京の風景たち◆このブログはアクセスカウント以外のアクセス解析をいたしません◆

想像してくれるだけで いい

想像してくれるだけで いい

ただ わたしのことを想像してくれるだけで いい

あなたが もしも わたしであったなら 

あなたが もしも わたしのチケットを持った人であったなら 

あなたが もしも わたしのように 生まれたならば

想像してくれるだけで いい

想像しようと 努めてくれるだけで いい

あなたが もしも わたしの荷物を背負ってみたなら 

そんなことを 想像しようと 努めてくれるだけで いい

あなたが もしや こちらに来るかもしれなかった

あるいは

あなたが もしも こちらにいつか

行くかもしれない 

想像しようと 努めてくれるだけで いい

想像しようと努めることの大切さを わかってくれるだけで いい

あなたがもしも あなたではなかったならば

あなたがもしも わたしの代わりに ここに立っていたなら

想像しようと努めることの大切さを わかってくれるだけで 

いい

なかなか明けない夜には

手を伸ばす

軌道を外れた空中ブランコに揺らされながら

だれかと 手をつなごうと

つなごうと

おーい おーい

指を

伸ばしている