駅員観察日記(はてな編)

◆ポエトリーアーティスト松岡宮が描く東京の風景たち◆このブログはアクセスカウント以外のアクセス解析をいたしません◆

マスクを外した駅員さん



(赤い小田急。写真と本文は関係ありません。)



新型インフルエンザの影響で先週からマスクをつけていた駅員たちは
もう 早くも マスクを外せることになった

いま、深呼吸をする 駅員の大きな胸板を見る

・・・すう はあ・・・

今日は
東急の駅員も 京王の駅員も もうほとんど誰も マスクをしていなかった
いいのか いいのか 大丈夫なのか・・・・
その危なげで無防備な横顔
起伏のある彫刻のシルエット

・・・すう はあ・・・

新鮮だ・・・・
駅員に顔だちがあるなんて 思いもよらなかったが
駅員にも目鼻があり そして くちびるが あるなんて・・・
新鮮だ・・・・

新型インフルエンザは 東京に流れる空気を可視化した
見えない濁流のなか息苦しかったね わたしたち
だけど いま 白い手袋であざやかに手袋を外した駅員

・・・・すう はあ・・・

いつも冷静な駅員の喉が 大量の風を肺へと送り込む
そしてまた マスクで分断されていた駅員とわたしは 
つながった・・・・
つながった・・・・
同じ風で
同じ空気で
同じ食べ物で
同じ声の響きで

駅員はいつだって善良で 誠実で 優しくて 生真面目で
自分の安全よりも 乗客の安心のことばかり考えて

駅員はいつだって強くて 大きくて 丈夫な器のようなもの
自分の身体よりも 乗客の身体のことばかり
考えて・・・・・

・・・・はあ すう・・・・

マスクの駅員を見ると なぜだか胸がふさがれる思いだった
駅員の呼吸器に思いをはせて
いたいたしい思いをした
・・・自分はマスクなど していないときにも・・・・

・・・その駅で いちばん弱いひとは 駅員だ あなたを カナリアと呼ぶ・・・・

だけど 駅員がやっとマスクを外せるようになった 
東京のターミナル駅
・・・・・はーい、下がってくださあ~い!!
駅員の伸びやかな声が響き渡る
先週 色をつけられた空気は だんだんと透明化してゆく
のか
駅員 ありがとう 感謝します
駅員 ありがとう 感謝します
誰よりも人間らしい そのくちびるを いま こんなに大勢の 乗客にひらいて
くださった
ことに




そんなこんなで、アルバイトが重なってちょっと忙しい日々でした・・・。ふ~~~~。

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