駅員観察日記(はてな編)

◆ポエトリーアーティスト松岡宮が描く東京の風景たち◆このブログはアクセスカウント以外のアクセス解析をいたしません◆

白線上のツィゴイネルワイゼン

(写真と本文は関係ありません)

駅員は お客様によって こんなに 傷ついてきました・・・・

激しいラッシュの高架線の駅で

オス、

マネキンのような身体の駅員が凍えてつぶやき

胸を はだける、

いや はだけない。

無理なご乗車はおやめください、の、声の台風、雨あらし、

もみくちゃに

押し合いへし合いする白線上

駅と電車の隙間で行われる、きわ、きわ、きわの、物語、

押しますよ、の瞬間に、

駅員の身体と

乗客の身体が

ただひとときだけ触れ合うのだ、

絡み合う、オス

押されるの、メス。

 ああ、乗客は 駅員によって こんなに 傷ついてきました・・・・

そして わたしの身体のあちこちにも、

オス、

駅員が押した指の跡が

赤むらさきの熱をもつ、

見せてあげたいわ、

いや 見せません。

白線上のツィゴイネルワイゼン

駅員はそのときわたしを荷物だとみなして

詰め込んで、オス

押されるの、メス

まるでガラス玉のような目でこちらを見ながら・・・

・・・お客様、無理なご乗車をお願いします・・・・

・・・ええ、あなたはちっとも悪くはない・・・・

そうして駅員の触れた指のあとが肩甲骨に描く物語をなぞる

あのとき、白線上で一瞬溶け合ったはずの

駅員とわたし

いま この電車の扉がナイフなら

駅員とわたしが溶け合った瞬間を

いま 真冬の風の中 

ドア閉まります

切り落としてくれるのだろう、

ああ、ドア閉まります、ひとつになれたかもしれない

どうして男性にも乳首があるのだろうと不思議な気分になりながら

凍った苺 無理に噛み砕き

くちびる 怪我する、

いや、怪我しない。

青く残るのはあの駅員の血液ね

駅員 あなたもたくさん怪我をしてきたのね

わたしたちはお互いに傷つけあわずにはいられない

それでも傷つけあうのをやめられない

今日も詰め込まれた荷物たちが

・・・駅員さん愛しています・・・

・・・駅員さん抱いてください・・・

失禁し、貧血し、嘔吐して、失神する

・・・駅員さん 乗客はあなたを傷つけます・・・

・・・駅員さん 乗客はあなたを傷つけます・・・

また 駅員の指に

戻されてゆく

何事もない日々です。

事務所に設置した新暖房装置「Kotatsu」で少し書き物ははかどるようになったかな・・・。先は長いですけど、がんばって書いております。

事務所でちょっと料理もするようになりました。事務所にずっと缶ビールやチューハイなどがあるのですが、お酒が好きじゃないのでぜんぜん減りません。

わたしも含め風邪気味の人が多いですけど、休養して栄養してがんばって直しましょうね。(脳血流の用語で「栄養する」って用語ありますよね~、なんかすてき)。

おやすみなさひ。