駅員観察日記(はてな編)

◆ポエトリーアーティスト松岡宮が描く東京の風景たち◆このブログはアクセスカウント以外のアクセス解析をいたしません◆

レオタードの夢を見た以外は何事もない日々

「レオタードをください」

クラスのみんながレオタードで過ごす、そんな小学校にいる夢を見る、

トイレはみんな壊れてしまい、どうしようどうしようとウロウロしている、そんな夢を見る

水のしぶきで出来たネックレスをまとった妖精たち、おさないわたしの腹部に群がる、たかる、

じぶんが排泄したものが消えてゆかない、流れないことは、こんなに苦しく不安なものなの、

宇宙の果てから続く時間の流れの指先がわたしのレオタードに向かって伸びてくる、安心しなさい、手をつなぐ、

哲学者のなかにもアンチ自我な人がいると知ってちょっと安心する、自分のからだのりんかく、一筆書きでなぞれないとき・・・・

自分の胴体が串刺しにされる夢など見たことありますか、スタチューみたいに日差しを浴びて、

動けない、動けないときどうすればいい、身体はしっかり代謝をするのに・・・・

・・・そんな夢、あんな夢をみた、朝いちの身体はいちばんヤモリに近い

明日から、今日からずっとレオタードを着て過ごそうかな、りんかく、とっても儚い気がするから

★  ★

今日も何事もない日々でした。

ちょっと外食をしました。電車が見えるカフェ。

パンをかじるたびに車掌さんがアナウンスしている締まった背中が見えて、残像はマスカレイドかマスタードか、一瞬なのに、すばらしい気分。

どんな列車にも車掌が乗っているのが、偽装ばかりのこの世界では不思議なくらい、

車掌をみると、思うのです、

約束はまだ守られているのだわ・・・

信じなさい、信じなさい、

ヒラヒラ、冬の日差しに透き通る車掌の紺色、柔らかに曲げられたヒジの曲線、

そうですアナタを抱くために車掌は来ました・・・

そうですアナタを抱くために車掌は居ります・・・

たたん

踏み切りの線路の継ぎ目に残響残して、車掌はさっくり行っちゃった。

わたしが持っている誤解について書きます。

わたしが読んできた少女漫画では、派手な人や美人というのは性格が悪く、地味な主人公はつねに素晴らしい心を持っていて、華美に飾ったりしなくとも王子様がやってきて、最後は幸せになりました。

なので、わたしは、けっして華美な化粧をしたりせず、派手なファッションなどをしないほうが王子様にモテるのだろうと思い込んでいました。少女漫画のドジっ子めがね少女みたいな気分で、それが正しいあり方なのだろうと思い込んできました。

しかし、この日記でもさんざん書いてきていますが、夫の話を聞くと、すくなくとも夫は、見事に化粧をした美女が、セクシーでギリギリなファッションをしているさまをみるのが好きなようです。

そんなわけで、わたしもギリギリにならなくてはならないようです。

それと同じで、子供向けの漫画や昔ばなしでは、貧乏人は性格がよく、お金持ちは性格が悪い悪役で描かれることが多くあります。それを真に受けてわたしも「よし、清らかに、つつましく生きよう」などと思い、母のぜいたくをたしなめて怒られたりしておりました。

大人になるとそんなに単純なものではないことがわかりました。

とりとめないまま終わる。