駅員観察日記(はてな編)

◆ポエトリーアーティスト松岡宮が描く東京の風景たち◆このブログはアクセスカウント以外のアクセス解析をいたしません◆

今からは、コンコースからは、ノーサイド

それは車掌区のあるターミナル駅

電車を降りて改札へ向かう階段で

となりに 乗務を終えた車掌が居ることに

気づいた

携帯のバイブに気をとられ

はっ、と

気づくと

となりにはさきほどわたしが観察していた車掌が

いるではないか・・・・

そばでみる白い手袋は驚くほど、とても白くて

遠目には小柄にみえた車掌は驚くほど、大きくて

エスカレーターを使わず

あえて階段を登るわたしたち

1、2、1、2、と息を弾ませて いま

車掌とわたしのリズムが

ハッ、ハッ、ハッ、ハッ、

東京の中心で同化する

「・・・お、お、おつかれさまです・・・」と

声をかけてみたら

車掌がわたしに返事する

お客さま、もうここからは、ノーサイドですよ

お客さま、もう車掌は車掌じゃなくなってゆくのですよ

お客さま、わたくしちょっぴり大いに疲れ果てました・・・・

だからもう コンコースからはノーサイド

車掌は車掌じゃないのですよ・・・・

それからわたしは車掌と手をつないだ

車掌はそのへんにいるたくさんの乗客とも手をつないでいた

お客さまたち、もう今からは、ノーサイドですよ

きつそうな制服、くびれた腰、は、いつもどおりなのに

真っ白な冷たい手、に、ほのかに血液が通りはじめている

はらり、ひらり、落葉までのひと回転

東京の紅葉は晩秋から冬にかけてが綺麗です

車掌さん、愛しています~

車掌さん、踊りましょう~

車掌とつながる人々の頬にそっと紅さす秋の東京

手をつないでひとときコンコースを歩く

幾人もの わたし という 乗客たちの

長い 長い 影が つながって

いた

 ★   ★

・・・毎日よく鉄道員ポエムを書くなあと自分で感心してます。

園芸ブームは普通の趣味として落ち着き、今は二十日大根を育てています。食べ物の味にまったくこだわりのないわたしは、自分で野菜を作って食べることが新鮮な喜びですね。

フリーのくせに仕事ってなんだろうなんだろうと悩む日々ですが、きっとそんなときは、誰かと自分を比較して悩んでしまっているのでしょう。余計なことを考えずにすべきことを丁寧に行ってゆかなくては、と思います。ささやかに食料自給率を上げよう・・・。

そんなことを言いつつ今日のおひるもまんきつでした!

まんきつ、わたしのゆりかごよ。