駅員観察日記(はてな編)

◆ポエトリーアーティスト松岡宮が描く東京の風景たち◆このブログはアクセスカウント以外のアクセス解析をいたしません◆

京浜東北線で酔っ払いのおっちゃんを見る

わたしの行きそうなお店とか町には

なぜか

「神経症は君だけじゃない」

の青いポスターがどこにも貼ってあります。

わたしが行く先を誰かが予期して貼っているのか?

::::::

そんなことはともかく、きょう、京浜東北線のいちばん前の車両に乗ると、

ほかに客はあまりおらず、酔っ払いのおじさんがいました・・・

♪ゆるにゃほるしゅねいうどえとととと・・・・・

おっちゃん、なんかひとりでペラペラしゃべっています・・・

あ、目が合った・・・・

で、関わりたくないので背を向けるのですが、

  ♪ういぎゆりゅにうるちゅぐぅ・・・・

なにやら判別不明の言葉をこちらに投げかけてきます。

缶ビールを揺らしながら・・・

ああ、わたしのことなど 気にしませんように・・・・

・・・・わたしはプロの鉄道員でないので

気配を消したり 出したりするのは 難しいことですが・・・

・・・運転士、この壁の向こうに居る 運転士は・・・・

見事にひとの気配を消しながら

ああ、立ち運転!

たくましい右手がなぜか手袋をはずしてそのはずした手袋を握りながら

左手はコントローラー握って

いるよ・・・・

たすけてください・・・

酔っ払いが この車両に います・・・・

・・・わかりました・・・

わたくしに つかまって ください・・・

と 

わたしは不意に 頬に吹く風を感じる

わたしと運転士が一体化する

運転士とわたしの身体はそのとき

一枚へだてた壁をゆうに超え

時速70キロの存在として溶け合う

運転士の背中の肉の厚みがその体温のままに鉄道のかたちに変わる

そのスピードにあわせてわたしもわたしのかたちを変える

ただ いま ここで 走っているというそれだけの つながり

もう酔っ払いに わたしの身体は みえない

わたしは 鉄道に

いま 溶かされて

流し込まれて

しまった

そんなこんなで今日も仕事でした・・・。なぜかニールセダカのCDを買ったりして過ごした一日。ひさびさに乗ったJR線の駅員さん運転士さんはかっこよかったです~。