駅員観察日記(はてな編)

◆ポエトリーアーティスト松岡宮が描く東京の風景たち◆このブログはアクセスカウント以外のアクセス解析をいたしません◆

メトロの車掌は青白い

乗客はみな バカかもしれない・・・・・

などと呟く

車掌の顔は青白い

夜のない街 六本木駅

ひびわれた壁

日比谷線が滑り込む

車掌のメガネが耳元できしむよ

湾曲したホームは向こうが見えないよ

 はい 発車します

 はい 下がって・・・

声は優しく スピードは緩く 街はお祭り もうすぐクリスマス

・・・・車掌はもう あきらめてしまっている・・・・

・・・ああ、お客とは なんてバカなんだろう・・・・・

乗務員がお客を信じること・・・・すなわち

お客が考えを持ち お客はその場の状況を理解し お客はお利口で 蓋然性の高い行為を遂行できるなんて・・・

嘘だ。

お客は・・・・バカだ。

と呟く

メトロの車掌

バカじゃないのは いま 駅員と運転士だけだ・・・・

ひび割れた唇を

きびしい舌なめずりで

キッと

噛む