駅員観察日記(はてな編)

◆ポエトリーアーティスト松岡宮が描く東京の風景たち◆このブログはアクセスカウント以外のアクセス解析をいたしません◆

銀色の朝

お は よ う ・・・・

いちばん遠くの駅から始発列車が転がり始める

銀の車体に夜明け前の最後の星が映っている

いちばん遠くの信号が青に変わる

いちばん遠くの踏切が赤に変わる

冬に近づく通勤電車に金属の肌を持つ車掌がたたずむ

背伸びをしながら通過駅の安全確認をしている

そのつぎに遠くの信号が青に変わる

そのつぎに遠くの踏切が赤に変わる

この弾丸、緩徐なる、発射オーライ、ギルリラリルリラ・・・

車掌の身体はまだ冷たい

車掌の身体はキンと冷たい

ああコーヒーが飲みたいね・・・

車掌は冷えた身体をコートに包み

それから腕に銀色のひもをくくりつけた

それは彼がみずからを定義するためにいつも用いている

鉄道員のみがもつ ひもなのだ

いちばん遠くの信号が赤に変わった

いちばん遠くの踏切が青に変わった

もうすぐ近くの信号が青に変わる

もうすぐ近くの踏切が赤に変わる

草原の枯れ草をなぎ倒しながら列車はやってくる

下から上に 勢いを高めてやってくる

もうすぐ来る

もうすぐ来る

低血圧の車掌の165センチの身体のなかを

やっとのことで巡りくる

朝焼けの

色たち

♪  ♪

今日はアルバイトでした。眠かったけどがんばって無事に終わりました。

車掌さんカッコイイナーと思いながら乗ったライナー、人の波。

さいきんとっても創作意欲が高まっています。