駅員観察日記(はてな編)

◆ポエトリーアーティスト松岡宮が描く東京の風景たち◆このブログはアクセスカウント以外のアクセス解析をいたしません◆

リトルジャーニー・ショートトリップ

小さな旅に出ていましたが、やっと家に帰ってきました。

T/K/D/S/Y/新/幹/線/。

降りたホームに風が舞い

前を歩くは、おばあさまと孫の少年。

孫は嬉しそうに、でんしゃだ、しんかんせんだ!

そして滑り出した「のぞみ」から顔を出す車掌に・・・

キラキラしたJR東海の車掌の身体に・・・

手を振る

すると、キラキラした車掌が手を振り返す、身体がブンブンと音を発する・・・・

加速、加速する、そうだよ、のぞみは高く・・・

そう、ぼくののぞみが天高くきらきらと登りつめてゆく

クライマックス・都会の空に見えない星!

で、

その少年の真後ろを歩くわたし にも

その手は振っていただいていた

と・・・

その半分くらいは・・・とはいわないが

その3%くらいは・・・・

そうおもって

いい でしょう・・

か。

 ■  ■

ここでこっそり告白しますが、わたしは22歳の頃、ジェイダイナー東海の売り子さんのアルバイトをしていたことがあります。

でも、駅員さん目当てじゃないです。

その頃はそんな自覚がなかったです・・・・。

ただ、電車へのあこがれがあったのかな・・・。宮崎ますみのドラマの影響かもしれません・・・。

・・・ストッキングは肌色で・・・

・・・長い髪は網つきバレッタで束ね・・・

「1000円でよろしいでしょうか」とか「1000円からお預かりします」

とは言わず

「1000円のお預かりでございます」

と言わねばならず

・・・社員である売り子さんとわれわれアルバイトはリボンのかたちが異なり

ホームではきりりと制服を着こんで新幹線が到着するや、うやうやしく頭を下げて・・

(このとき、帽子をかなりきつめにしないと帽子が落ちてしまうので、ぎゅぎゅっと頭を帽子に入れ込んだものだった・・・)

勤務のときは、サービス10代用語をオフィスで叫び上げたのち、

・・・ああ、そうだ、オフィスで着替えて東京駅に入り込む、アタッシュを持ってツカツカと構内を歩くのが、われながら気持ち良かったものだった・・・・・

銀色の柵をさくっとあげ、駅員に会釈をして、入り込む。

そして新幹線に乗り込むと、エプロンに着替え、コーヒー等の準備をしたものだ。

要領のわるいわたしは、大阪弁のひとに怒られたのをおぼえている。

コーヒーのポットは2個ある、それは、どっちも切らしているという状態に絶対ならないように。つまり、1個が空になったら、なるべく早く補充をするのだ。

朝はコーヒーとサンドイッチが、夕方はビールがよく売れた。わたしは最初に乗務した「こだま」で前半5両においてすごくたくさん売ったので、ほめられた。

「サービスカップ」といって、乗務員さんにコーヒーを出すことがあった。お客さん用の白いカップではなく、検尿のような透明なカップにコーヒーを注いで、

運転室をコン・コン・コン・・・

 「サービスカップお持ちしました・・・結婚してください・・・・・」

と、

新幹線の運転士さんにコーヒーを出すのだった。

朝のひかりがわたしと運転士の間をこだまする。

わたしの、のぞみは・・・

わたしの、のぞみ、なら・・・

・・・あ~~~

なんだか・・・あの頃、意識していないだけで、やっぱり鉄道員さんに憧れていたのかもしれないなあ・・・こうして書いていても、根底に、それが、あったの、か・・・。

そのアルバイトは、2回目の「ひかり」乗務でさっそく気分が悪くなり、自分が新幹線にさえ酔う体質だとわかり、辞めました・・・といいたいところですが、お正月にどうしても売り子さんが確保できないということだったので、「こだま」なら・・・という感じで乗務しました。

その3回だけです・・・。

ひかり、こだま、のぞみ。

♪・・・しあわせはいつもそばにいる

  

       あなたが気づかないだけで・・・♪