駅員観察日記(はてな編)

◆ポエトリーアーティスト松岡宮が描く東京の風景たち◆このブログはアクセスカウント以外のアクセス解析をいたしません◆

車掌の手に抱かれて、ラッシュ!

満員の東急線でつぶされてすっかり四角くなったわたしの

身体・・・・

あれは そう さっき 車掌が下した「断」の音・・・

わたしの身体をビシリ叩いた車掌の白くて大きな手は

どこまでも硬くて

どこまでも直角的だった

 ・・・お客様 おそれいります 当社では 丸みのあるひとの ご乗車をお断り申し上げております・・・・

 つめこめ、ダッシュ!

 一駅 一駅ごと

 車掌は乗客を1メートルの直方体に切るのに余念がない

 こうしないと入らないんです

 はい、ドア閉まります・・・

 と そこで車掌は断を下す

 人並みが切れる空気を読み込め、ただ一瞬の天才的な隙間をぬって・・・ 

 いえ、ほんとうは乗客たちの一部をカットすることによって

 ターミナル駅のドア

   シュー!

 再開閉に手をかけた車掌・・・・ 

   閉まる!

 こわくないのか車掌

 ひとを束ね 纏め上げる

 というのは

 どんな 気分だろうか

 まだ若い車掌の横顔は 

 いちばん遠くをみている

 耳でも見ている うなじでも見ている

 ぴんとはりつめたまっすぐな背中

 後方こそを確認して・・

  お客さまを守れる存在があるとすればそれは俺、俺しかいない・・・

 

 車掌に抱かれたまま四角く変形するわたしたちが

 目的地までそっと夕暮れの旅

 わたしも この若い車掌にぎゅっと抱かれて四角くなった身体のまま

 (車掌の身体もとても硬くて四角かった、それはとても美しかった)

 アナウンスを子守唄に

 少しだけ

 眠る・・・

 もういい、ゆるす。

 車掌が、あなたがそういうのなら、わたしはゆるす。

 

■きょうは一日中眠気に悩まされ、何も出来ないかんじの日でした。いろいろ荷の重いことを片付ける準備をしたりしていました。眠いときに英語を見るとさらに眠くなってしまいます。

会社にも昼寝が義務付けられていればいいのに・・・。

仕事をするうえで、ひとってのは体力が一様ではなく、9時5時でも体力がなくて働けない人とか、朝が苦手な人とか、いろいろあると思うので、ひとそれぞれの事情を大事にした、多様な働き方ができるといいなあ・・と願っています。

■去年わたしが出演した「熱中時間」の再放送が、10月6日15時半からBS2であります。よく再放送するんですね・・・。