駅員観察日記(はてな編)

◆ポエトリーアーティスト松岡宮が描く東京の風景たち◆このブログはアクセスカウント以外のアクセス解析をいたしません◆

武士道、排便、透き通る車掌。

クライアントさんからお借りしている「子連れ狼」、とうとう完結!!

・・・ぬおおおお、なるほど、こうきたか・・・・。

その世界観にハマりそうになっています。

最初は「難しい漫画だなあ」と思いましたが、だんだん江戸時代(?ですよね?)の文化などもこういうものか、と判るようになり、ストーリーが読めるようになりました。

うん、ほんと、最初は武士道ってのが、よくわかりませんでした。

主人公の子連れ狼・拝一刀と、ライバル・柳生列堂が斬り合うのが全体のストーリーなのですが、このふたりは永遠のライバルといったおもむきで、殺しあうのです。

それなのに、不慮の事態で一方が死にそうになるともう一方が助けて、治療したりしています。お互い意外の人に殺されそうになると、「お前を殺すのはおれだけだ」とばかりに助けてみたり。

相手のために、おかゆを炊いてみたり・・・。

元気になったおまえを倒してやる??って??・・・それが武士道ってものなのでしょうか?

「あの世で、はすの蓮華座を半分あけて、待っておれ」って??

・・・うー、すみません。まだよくわかっていないかも・・・。

といいつつ、こんなナマケモノみたいなわたしでも、やはり武士道的なものが根底にはあるかもしれません。

ひるがえって、数週間前に話題になった、我慢できず便をもらした、という車掌のことを思い出しています。

腹痛です、体調不良です、変わってください・・・

というのは、彼の武士道に反することだったのかもしれません。

 車掌なれば、鉄の色なるあだ花の、粉と砕けて流れ去るまで・・・・

 車掌なれば、バーミリオンの夕暮れの、鉄の色なる血々を吐くまで・・・・

 車掌なれば、鉄の胃腸の水道管 身体ではないそれは駆動機

 車掌なれば、循環もしない流れない下るベンならフンシャするまで・・・・

   ・・・といったような価値観を どこかでお持ちの方であったのかもしれません。

   仕事もできないわたしが言うのも、なんとも説得力がないことですが、余裕を持って仕事をするほうが、きっといい仕事ができることでしょう。安全というのが最大の目標となる車掌さんなればなおさらです。

わたしもそんなふうに車掌さんを追い詰めていたのでしょうか、ごめんなさい。車掌さんだって人間です、うつくしい髪も生えるし、柔らかな声も発するダイヤモンドのうるわしい人間なのでしょう。ちょっとだけ、ダイヤグラムのかたちに変形した、白い手袋、透けてる車掌。車掌さんの引き締まった腹部には便がある、便がしっかり詰め込まれ、それはいつかは出発するものである、そして透けている。

虹色に 可視化する便たちでいっぱいの、東京駅から列車は出ます・・・。

そのような思いを胸に、車掌さんをみつめていたいと思います。