ポエトリーを名乗る割には、あまり詩人に詳しくないわたしなのですが
今日は大正の詩人・尾崎喜八の詩が目に留まりました。
この方は、白樺詩人でもあり、ヘッセを広めた人でもあるそうですが
登山家でもあり、山の詩人という面を持つそうです。
で、この方の詩「松本の春の朝」ですが、以下のようなフレーズが気になります。
>日本のグリンデルヴァルト、信州松本。
>凛とした美しい女車掌が運転室の錫(すず)の花瓶へ
>紫と珊瑚いろ、
>きりたてのヒヤシンスを活けて去る。
・・・じつはバスの車掌さんのことなんですけどね。
信州のきびしくもりりしい山並みが浮かびます。キリリとしたフレーズです。
そこでわたしはここから「女」の文字を抜いてみました。
>日本のグリンデルヴァルト、信州松本。
>凛とした美しい車掌が運転室の錫(すず)の花瓶へ
>紫と珊瑚いろ、
>きりたてのヒヤシンスを活けて去る。
お お
お
お
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