駅員観察日記(はてな編)

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「女子と鉄道」とメトロ

酒井順子さんの「女子と鉄道」という本を読んでみました。酒井順子さんは「負け犬の遠吠え」で有名ですね。

わたしは、こんなサイトをやっているわりに、そんなにすごく鉄道に詳しいとかマニアというほどではないのですが、この間、渋谷でやっていたヴェネチアの絵画の展覧会で、「ヴェネチアの街には車も鉄道もない」(??違ったらすみません??)と知り、すこしがっかりしてみたり・・・・。ロンドンでも地下鉄に乗り倒し、15分/3000円のヒースローエクスプレスに乗ってしまったり、やはり電車、好きかも・・・。

「女子と鉄道」にも英国の話題があり、面白く読ませていただきました。

いちばん興味深く読んだのは、営団の以前の制服についての章「鉄道と制服と日本人」です。

酒井さんは、あの緑色(公式的にはオリーブグリーンと言うそうです)を「スライムが古くなったような色」と称し、「こと日本においては、制服で奇をてらうというのは、絶対にしてはならない行為なのです」とかなりきつく斬っております。

そして、現在の、比較的ふつうっぽい制服になったときには

>この日に地下鉄に乗った私は、「制服が変わった」という事実にすら

>気がつかないくらいでした。つまりそれほど鉄道員らしく、駅や電車

>に馴染むデザインだったのであり、「本当に良かったですね」と十二年

>ぶりに駅員さんの肩に手を置いて言いたくなったのでした(「女子と鉄道」)

と、評価しています。

わたしは・・・というと、たしかにわたしも奇をてらった制服よりもベーシックなほうが好きではあるのですが、自分が駅員さんを見出したとき、あの緑色の制服だったので、なんか思い入れが勝っているような気がします。

地下鉄がまだ、警備・警備・するような、ゴミ箱をふさぐようなものではなかった頃。明るい時代の、かわいい制服。光合成する駅員さん、地下茎、発光する駅員さん・・・・・・・ああ、なんか、すごくどきどきしてきたわ・・・というわけで引っ張り出してきました、わたしのたいせつな思い出の樹です。

現在のお帽子の映像もおまけに。