駅員観察日記(はてな編)

◆ポエトリーアーティスト松岡宮が描く東京の風景たち◆このブログはアクセスカウント以外のアクセス解析をいたしません◆

a box of ekiin, a box of a conductor,

車掌のあごのあたりが

ああ、色白だな・・・綺麗だな 

その案内の声は ソフトだな・・・

ああ・・・

ミルフィーユの夢のかなたに飛ばされそう・・・

と 

感じるとき

  車掌にわたしは吸い込まれてゆく

  車掌とは ・・・箱なのだ

  車掌の身体性とは 

  車掌の綺麗な皮膚というものは

  箱のかたちをしているのだ

  鈴がコロコロ 

     リャリャリャンリャン♪

    ・・・ああ、車掌の身体に わたしが 入る・・・

     あなたの穴の深みの奥の 光が差し込む大きな広場へと・・・

     

      ああ、車掌の身体のなかは ぽかぽかと暖かいね

      車掌の宇宙で鈴が転がる

      金属音の歌を歌ってすごそう

      もう車掌には逆らえないのだわ

      車掌のなかで わたしは車掌を脅かさないように

      努力します・・・・だってあなたが好きですもの・・・・

      ・・・だんだんとろけて眠くなってしまうわ・・・

      それが東急クオリティー。

 さて

 いまわたしの斜め後ろには

 赤い腕章をつけた 見習い車掌が

   レ ピー ター テン トウ!!!

 激しい声

 ゴシック体の 安全確認をしている

 彼の若々しい身体は だけど まだ 箱じゃなかった

 灼熱の日差しを浴びて 見習いの車掌

 あなたの身体は まだひとのかたちを なしている

 でもいつか 

 彼がビロビロビローンと 広がって

 わたしを包み込む白い箱になる日が 

 待ち遠しいです・・・・

 がんばってくださいね。