駅員観察日記(はてな編)

◆ポエトリーアーティスト松岡宮が描く東京の風景たち◆このブログはアクセスカウント以外のアクセス解析をいたしません◆

おはよう、朝陽にふくらむ車掌

おはようございます、お下がり下さい。

東海道線の朝は長い

駅に到着すると開く車掌室の窓

そこだけ厳密という名のセロリを背負った

美しい車掌が

半身を乗り出す。

くびれ、るりり、ねじり、くるり、りろら・・・。

・・・ああ、まぶしい、そして、おおきい・・・・

車掌の綺麗な身体が拡がるのが見える。

初夏の芽吹きをふちどりにして

車掌の そのすらりとした身体が

電車のかたちから

駅のかたちになって

いつしか その市のかたちをまとうのを

寝ぼけまなこで わたしは見ている

そして

拡がる車掌の肉体は いつしかわたしの座席に届く

 お客様 いきていますかお客様・・・・

 しっかりしてください 

 ゆさゆさ

 お客様・・・

ああ なんという身体を持っているのだ その車掌は・・・

すべての目配りで

わたしの足元にも 車掌の体温が ほのかに届く・・

なんて。

そしてまた列車は滑り出す

白い雲のライナーが海を追いかける

駅を離れた車掌室の窓が

ぴったり閉じられる

すると 車掌の身体がひゅっと縮む

しゅっ。

さよなら 

引き潮の去り際

すぐに 車掌の身体は人間のサイズに戻るのだ

そして 人間になった車掌が

その車掌室の壁の向こうで

・・・あなた いま

あくびをしました

ね。

 ★  ★

 はやく 仕事を終わらせなくては・・・

 わたしは 仕事がない状態でいなくては なりません。

 だって、漫画喫茶が呼んでいる・・・

 そこで待っていてくださいね。

 仕事なんて してはならないことだ、から、

 いま 仕事がそれなりにあることが ありがたいというより、うしろめたい。

 あと、この世にお金がなかったら・・・という世界を実現させたいと思います。

 そのへんに落ちている葉っぱで ものが買える町に住みたい。

 お金なんて あると思うからあるのであって

 ないと思えば ない!

 お金なんてない!

 保険会社は 

 未加入だけど保険の支払いが生じる状態のひとがいたら

 そのひとにすぐさま給付をしてあげるとともに

 さかのぼって そのひとから 保険料を取るような

 ことをすると よいだろう。

 なにかサービスをしたら 

 サービスをさせてくれてありがとう と お金を払おう

 ものをだれかに教えたら

 教えさせてくれてありがとう と お金を払おう

 劇団にお客さんが来てくれたら

 来てくれてありがとう と お金を払おう

 そのお金はたぶんカツオブシとかでも いいのです

 この世にお金などない。

 お金に換えられるものなどない。  

 あなたのやさしさをセンチメートルとかキログラムにかえるすべがないのと

 同様に