駅員観察日記(はてな編)

◆ポエトリーアーティスト松岡宮が描く東京の風景たち◆このブログはアクセスカウント以外のアクセス解析をいたしません◆

駅員は駅員の動きをする三田線

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わたしのことを異様に可愛がってくれた方々

わたしが少し上に行こうとすると あなたじゃ無理と頭を押さえつけられたり

それでも上に行こうとすると 松岡さんは変わってしまったと言われたり

無視されたり

やがて離れていったり

 

自分より下のものを探して愛する欲望 わたしにもあるし わかる気もする

 

 

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最近また、かわぐちかいじ先生の「ジパング!」を読み直しています。

 

草加

菊池ぃ

角松ぅー

 

萌えながら読んでいます。

 

ジパング!のなかによく出てくる概念に「軍人の動き」があります。

そのひとの挙動をみていると どのように訓練されたかがわかる、という・・・。

とくに軍人の動きは独特であるということですが、戦時によらず、一般的にありそうですね。

例えば、わが駅員の動き、というものもありそうです。

 

駅員には、長年鍛え上げられた、電車の風に呼応し乗客の安全を守るための、

駅員の動き、というものがありそうです。

 

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ホームドアが閉まった

都営線が発車した

おなかの出たドール駅員がくるくる回転しながらご安全にと

見送る

かけぬける地下鉄の風は 秋のシャンプーの香り

最近とても安心する三田線

 

わたしはあまり都営を使わない人間で

「都営って便利じゃないよね」なんて思ってしまっていたけれど

それは わたしが 内幸町に用のない人間だったせいだ

 

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都営が不便だったわけじゃない、自分がこの界隈に呼ばれていない人だったから乗らなかっただけ、だったのだ。

 

日比谷は東京の中心で

大通りの名は国会通り

風格のある建物がならび

スーツをスマートに着こなす労働者はパソコンを広げて 遅くまで図書館で調べ物

遅くまで活気があって

なんだかとっても 生きている街

 

はたらきすぎて絶望だって渦巻くのだろうか

 

それにしてもスーツの若い人が多い町ですね お疲れさまです

 

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リモートワークで疲れていたのかもしれない。

何故か 詩の本を4冊も読んでしまった。

 

丸山薫三好達治室生犀星など。

 

藤井貞和の、東海道線の車掌の詩とか良かったな・・・(結局、鉄道か)

 

なんか世の中がものごとを雑に決めすぎている気がする

だけどそれは昔のわたしのありように似ている

自然界のものごとに回帰分析をあてはめて それが正しいみたいな顔をしてしまう自分がいる・・・

 

誤差 それから天変地異

世の中はもっと複雑で線と線のあいだにざらざらした岡や谷、ときには湖があった。

道を歩かないと街のことはわからない。

無駄なような時間がいつも自分の底を支えてくれている気がする

たまたま出会ったドヤ街の雑談や炊き出し

ギター弾きが年を重ねて性格が悪くなってゆく過程

ああ

何事も変わってゆくし難しく生きている

生きてゆくことのわけのわからなさって

詩のよう。

決まった細い道を歩むわけではない、言葉からグイっと広げられる世界を歩くのが、詩を読むこと、そんな気がする。

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優れた詩はあいまいで決めつけぬもの

書いた人のことなどどうでもよくてただ無色の言葉から透明なシャワーがあふれだすもの・・・。

 

わたしを含めて人間関係で悩む人も多いけれど

詩と向かうときの孤独と勇気 詩を読めるくらいの元気があれば

詩はひとを元気にさせてくれるのではないかな・・・

 

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軍人に軍人の動きがあるとすれば

わたしはどんな踊りを踊っているの?

 

この身体のなかにある 強いられた動きって どんな動きなの?

 

・・・それは内気な人間の 外に出さぬようにする動きです・・・

 

猫背の背中は つぶやいた。

こんど猫集会に仲間入りさせてくださいね、おやすみなさい。