駅員観察日記(はてな編)

◆ポエトリーアーティスト松岡宮が描く東京の風景たち◆このブログはアクセスカウント以外のアクセス解析をいたしません◆

鳥の実る木

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ぎゃあ ぎゃあ
多摩川のほとりには鳥の実る木があって
たわわ たわわ
鳥の果実が実っている
鳥たちがみのるあまりの重さにしなる枝を
撃っちゃえ
ぎゃあ
遠目にみれば崩れている樹影が夕闇のなかに溶けてゆく
秘密の文字を空に描いて鳥たちは溶けてゆく
増えてます
増えてます
そんなの知らんとぎゃあぎゃあ群れる鳥たち
多摩川河口付近 のどかな夕暮れ

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最近とくに思う
人間なんて弱い生き物ですね
空を飛ぶための翼もないし
動物たちに先制攻撃されたらたぶん敗北する
鳥の群れに襲われながらそう思った

「密ですね」
ほんとうに密ですが
こころに準ずるものは無い
(先週の講義で話しました、よね)
その川が県境にあるという意識も無い
人間にはない「走性」を持って
群れをつくり歌いながら飛び回る
(何を食べてるの)

 

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・・・撃っちゃえ。

・・・だめだ 撃っても 勝てる気がしない・・・

・・・数が 違うから・・・


なりたいんだろう?なれないんだろう。
黒い鳥が上空に渦巻きながらぎゃあぎゃあ挑発する
おぼえてる?おぼえてるだろう。

ああ・・・若かったんだ・・・

30代後半から40代半ばにかけて心身がおかしくなっちゃった友だちが3人くらい居て
みんな優しい性格の人たちでわたしを頼りにしてくれた
(追いかけてくる鳥の大群の影が鳥そのものになって夕暮れに溶ける)
・・・わたしがうまく受け止められなくて逃げてしまったあの日
上空に居たのも黒い鳥の群れ・・・

・・・撃っちゃえ・・・

・・・だめだ・・・

ぎゃあぎゃあ
多摩川河川敷の自然が多く残っている道を歩くのはただ闘い
肌を出さないように気を付けながら身を翻して駆け出した砂の道

 

こないで こないで もうこないで

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むふふーん
それは少し高いところにいる
それは翼をもち浮遊することができる
それは
壁にもはりつくことができる
お風呂にはいってくつろいでいるとき
ふと上を見ると
それがいたりする
つやつやの身体と長い触角が
じいっとこちらの気配をうかがっている
だけど無防備にもみえた
のぞきがすきなの?

 

(↓)Gの写真に注意ね・・・小さいですが。

 

(↓)

 

(↓)

 

(↓)

 

(↓)

 

(↓)

 

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高いところから コンバンワ♪

 

・・・人間は飛べないから・・・

・・・上空にも注意しないといけない・・・・