駅員観察日記(はてな編)

◆ポエトリーアーティスト松岡宮が描く東京の風景たち◆このブログはアクセスカウント以外のアクセス解析をいたしません◆

寝床にカーテンがついた

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きょう 寝床にカーテンがついた

もう 朝の4時に目覚めることはない

 

ここは仮住まいの寝床

カーテンが無いなんてこと 

ずっと気づかなかった

 

<目よ あけ> 

 

自分の部屋で動けないまま

ただもぞもぞと 手足を動かす

寝苦しい夜に足ではぐ布団

朝になったら鳥たちの合唱団

緑が濃くなる森の朝です

4時には差し込む太陽の光

 

それは

天のめぐみか滝のしぶきか

体いっぱいに受け止めて

植木鉢のなかで空を見上げる

 

おはよう 今日も乾きに晒される1日が始まるよ

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きょう 寝床にカーテンがついた

どこかの森の銀の線路に遮断機がついた

シャッとカーテンを閉めれば

ようこそはじめての空間

もしかしたらわたしは植木鉢の植物ではなかったのかもしれない

もしかしたらわたしは東向きの窓ではなかったのかもしれない

<目よ あけ。>

 

自分の手で環境を変えて

自分のために生きてよかったのかもしれない

天のめぐみも滝のしぶきも受け止めて

何もかも天日に晒して赦されようとしなくてもよかったのかもしれない


きょう 寝床にカーテンがついた

もう 朝の4時に目覚めることはない

粗末な仮住まいの寝床で

文字の描かれた風船たちが

ふわころ ふわころ 部屋を覆いはじめる

 

おはよう 今日も乾きに晒される1日が始まるよ

水分補給を

忘れずに ね

 

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