駅員観察日記(はてな編)

◆ポエトリーアーティスト松岡宮が描く東京の風景たち◆このブログはアクセスカウント以外のアクセス解析をいたしません◆

いつでも待っていてくれた電車

f:id:miya_ma:20200414115911j:plain

4月も半ばだというのに寒い日が続きます。

 

雨音が階段を下りてくる足音みたいで

怖くて 

あんまり眠れなかった朝

 

ガスファンヒーターのスイッチを押して 19度くらいの温風を足元に当てながら

事務所で仕事をしていた

 

緊急事態宣言にある東京で 人と会うお仕事はすっかりないけれど

パソコンでやるお仕事は変わらず押し寄せてきており

家に戻らねばならぬこともあり

家と事務所を

いったりきたり

短い路線の電車みたいに

雨の日も

いったりきたり

 

f:id:miya_ma:20200414120331j:plain

昼間の道路には宅急便のクルマだけがみえた

人通りは ほぼ なかった

だけど どしゃぶりのなか 駅にたどり着けば

金網のむこうの桜はずいぶん長持ちして咲いており

駅員さんも まだそこにいる

 

少し暖かい日に脱いだ上着のジャケットを

寒い日にはまた着こみながら

手には手袋

顔にはマスク

手抜かりのないりりしい制服

しっかり自らを閉めたボトルみたいな駅員が

まっすぐに立っている

 

コロナの前には 戻れない

それはじわりとわかってきたけれど

駅員の姿は変わらない

いろんなリスクを人間であるその身に引き受けながら 

今日もおなじダイヤの上をなぞって動いている

駅員

 

f:id:miya_ma:20200414120635j:plain

わたしのほかには あまりお客さんのいない車両に乗り込み

シートに座ると お尻からほっとするような温かみ

ふかふかしたシートが じんわりと暖かい

大田区の防災放送が1日一度 鳴り響く 不要不急の外出はお控えくださいと

そんな東京の片隅の街に

こんなにすいた列車が走っている

ダイヤも普段通りで

美しく ここちよく 暖かいお出迎えを準備して

制服も完璧な駅員たちが 手抜きはしないで待っている

来るか来ないかわからないお客がいつ来てもいいように

いつだって暖かくして待っている

実家やふるさとのようだったずっとずっと待ちわびながら暖かいシートは

桜の下を往復している

 

そうか

わたしにとって電車とは実家だったのか

 

いつの日か

恩返しなど しないと ね

 

f:id:miya_ma:20200414121018j:plain

 

人に逢うのはしばらく我慢ですが メールやZoomなどでお仕事上の交流はしています。

 

一時的に生活の場を事務所に移し・・・

いつもよりちょっと読書などできているのが嬉しいですね。

 

タブレットでTEDをずっと流しながらお仕事しています。

英語、上達したらいいなあ。

 

BandCampはじまりました(←冷やし中華ふうに)。

聴いてくださいね♪

miyamatsuoka.bandcamp.com