駅員観察日記(はてな編)

◆ポエトリーアーティスト松岡宮が描く東京の風景たち◆このブログはアクセスカウント以外のアクセス解析をいたしません◆

六本木ヒルズ・天空ノ鉄道物語 その2 他

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前の記事は・・・

鉄道員の制服マネキンすごーい、こんなん惚れるわい・・・」

しか

言ってない記事でした・・・。

 

こちらの記事は制服以外について記録しておきます。

 

制服のインパクトがすごすぎましたが、他の展示も 観やすくてよかったです。 上の地図は「新幹線すごーい」というもので、確かに新幹線網はすごーい・・・乗ってない新幹線も多いです。

しかし それと同時に思ったことは

新幹線空白地帯である松本や山陰に旅先としての関心が湧くということ・・・。

とくに松本の、近いけど深くて遠い感じが気になります。

自分のお墓がそこになりそう

ということもありますが

アルプスの入り口、あずさの果てのその果ての、

日本の深い奥地という立ち位置、やはり神秘を感じてしまいます。

 

中井精一さんの三陸鉄道の写真展もありました・・・沿線の方々の表情をみていると涙腺がゆるみます・・・。

 

とても良かった写真展でしたが

 

闖入者が・・・

 

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・・・うむ?

・・・中井精一さんの写真展に現れた蜘蛛。

 

ヒルズの真ん前も親玉みたいな蜘蛛がいますが

 

・・・六本木って蜘蛛が多いの?

 

え?

52階まで登って来たの?

 

す、すぱいだーまんかな??

 

そんなわけで

蜘蛛に驚きつつ、制服を惜しみつつ、この区画をあとにしました。

 

もうひとつの区画、展望台のほうにも鉄道の展示があります。

そして、これこそが天空の鉄道物語らしく、暗めの照明に、ロマンチックな銀河鉄道のプロジェクション。

 

ガラスにいま、空を飛ぶ列車が、このステーションに、戻ってくるよ・・・お客様、お客様、終点でございます・・・15分後にまた、宇宙へと、旅立ちます・・・・。

 

・・・ヒルズといえばもう、眺望のよさ、なのですが、それとマッチングさせた列車のプロジェクションは、なかなか、すばらしいものでした。

 

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おお~。

東京の美しさは、こんなふうに、ふいに現れます。

過酷な旅の、ほんの一瞬のさなかに・・・砂のなかに、ダイヤモンド。

高所恐怖の方には きびしいでしょうが・・・

東京にも光のない区画があるのだなと思う風景です。

 

嗚呼、ひとりじゃもったいないな・・・。

(でも制服さんがそばにいるような気がする・・・)

 

このエリアにある 地下鉄コーナーがまた すばらしいものでした。

 

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なつかしの、営団マーク。

やわらかなmマークに慣れると、Sの尖りが、なつかしい。

 

 

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写真では伝わりにくいですが

かなり大きな球体に、沿線のアルファベットを描いた飾りが、上方にありました。

 これがほんとうにインパクト十分でした。

しかし

東京メトロ脳におかされているわたしは

左のAISEが わからなくて・・・

 

愛せ?

って

意味?

 

などと数秒思ってしまいました・・・

 

・・・あ、都営か! 

 

Aは浅草線、Iは三田線、Sは新宿線、Eは・・・・大江戸線

 

・・・ごめんごめん忘れてたわ・・・。

 

子音をメトロに取られて母音が多いな・・・それが不思議に、読める言葉を作っているところが、面白いですね・・・

 

愛せ、

愛せ、

都営は、愛せ!

なんですね。

 

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 ガチャガチャコーヒーという、自分でガチャを廻してドリップして作るコーヒーを飲みました。

ふー、美味しい。

上の写真、メトロ動画の映り込みも計算のうえ、という感じがしました。。。宇宙へ滑り込み、吸い込まれてゆく地下鉄線・・・。

アナウンス声も繰り返されていて、鉄っぽいカフェ空間でした・・・薄暗いのが、良いのですよね・・・・。

 

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これは、

プロジェクションマッピングというか、それよりもっと高性能で

巨大なスクリーンに列車のドアがたくさん映写されて

ドアにふれると開く仕組みです。

中身もそれぞれ、いろんなものが出てきてすごい。

カップルの女の子が触ったら可愛いプレゼントみたいなのが出て来たのに、わたしが触ったら制服の駅員みたいなものが出て来たぞ・・・

 

・・・欲望を透視できる仕組みなのかな・・・(ー_ー)。やばい。

 

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悪夢に出てきそうな骸骨の新幹線です・・・。

いまのわたしはこれを、ちょっとかっこいいと言えるけれど、小さい頃は骸骨が怖くて怖くて仕方がなかった・・・・。

これ、なんかの映画に出てくるのですね、題名忘れた・・・。

 

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子どもはやっぱり骸骨よりこっちがいいですよね。

こんなにたくさんあったら遊びでがありそうです。

 

ふう。

ふう。

おなかいっぱい、鉄の世界。

 

以上、

「天空ノ鉄道物語」は こんな感じでした。

壮大な仕掛けも多くて 楽しかったです。

 

そして同じチケットで「未来と芸術展」も観ることができましたので・・・もちろん、観る!

 

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芸術というよりは、テクノロジーの進化が中心テーマにあったように感じます。

それを、住まい・芸術・医療・福祉・感情などに使いこなす試みが紹介されていました。

 

まずは都市のセクション。

 

住まいというのは、きまりはなく、

形から住まいが演繹されるという印象です。

だからこそ、模型などによる形づくりが大事になるのでしょうね。

 

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障がい者の支援にかかわっていると、グループホーム(GH)の話題がよく出てきます。

GHは、いいもののように思うし、実際いいものなのですが、じゃあ自分が住むとなったら、どう思うだろうか・・・。

形というより機能の問題ですが、荷物も少ないままに、ここに住みましょう、1年程度・・・という、そんな住まい方は、正直、抵抗があるだろうなと思います。

生活について思うとき、一般論じゃなくて自分の立場になって考えなきゃいけないなと思う・・・・こういう模型をみながら、自分が住んでいたらどうかしら・・・なんて考えていました。

 

逆に、住まう環境を考えても、変えたって、いいのだ・・・。

 

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気分、が、とりあげられています。

 

脳や感情を、技術デバイスを用いて外のなにかへ転用する試みがやっぱり面白かったなあ・・・。

 

以下の、脳細胞とシンセサイザーとか、あまりよくわかってないけど、すごいなあ・・・そのうち情緒も表現できるようになったりして・・・。

 

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ロボットもありました。

かわいい。

 

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なんの動物だったかな・・・ペンギンかな?

 

あとは、わんちゃんのロボットもありました。

 

この子は寝てますが、もう一匹は、お手をしたり、しっぽを振ったり、お利巧さんでした。

 

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福祉と技術も関心のあるところです。

以下のハーの展示の文章が興味深いです。

 

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個人的なことですが目のオペをした夫のことを思いました。

目のオペをして、ものの見え方が変わり、頭痛もあるようで、なかなか苦労しているようですが、そのぶん新たな感覚に目覚めつつあるような気もして・・・人間の意志のちからや、脳や機能の可塑性、すごいものがあります。

 

・・・祈祷で直そうとしているのは、ちょっと、あれだけど・・・。

 

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からだのことは、やっぱり、気になります。

上の写真はチンパンジーと人の交配があったならという像だったかな・・・。

からだなんて、技術とは無縁、脈々と受け継がれてきた自然そのもののように思うのですが、そうでもなく、意外と技術というものと無関係でもないのだなと実感しました。 

人間が、犬が、ロボットに近づいてゆくことも、現実に起こっていることかもしれません。

 

夜景を見られるようになったのも建築技術のたまもの・・・

 

自然にそうなっているように思うことが、社会の状況を反映した、いくぶん人工的なものである可能性。

 

人の顔も、表情も、きっと そう・・・

 

・・・ああ、うつされてるぞ・・・。

 

下の写真、人の姿をすぐさま何カットも壁に映写してしまう技術・・・

この、自分だらけの壁に囲まれると、動きもぎこちなくなってしまう・・・

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こうして可視化されずとも、今は、町だろうと、電車のなかだろうと、写され、記録されているのですね・・・。

わたしのしらないわたしが どこかで、半分、生きている・・・

 

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自然生成されているのかな?

 

夜景のあかり、みたい。それぞれの窓に、それぞれの、あかり。

 

・・・・世の、いろいろな事象が、変化を続けていることを、最近とくに感じます。

 

じぶんの中にある古い考えや硬い考えに固執せず、外から新しいものを取り入れ、柔軟なものの見方をしてゆかなくてはならないなあ・・・だけど技術に自分をあわせて、それに支配されるのも怖いよね・・・展示のなかに、手塚先生の「火の鳥」の紹介もあったが・・・人間はどこまで変化できちゃうものなのだろうなあ・・・・見失ってはいけないものが、外でなく中にあるのだなあ・・・・

 

そんな思いにさせてくれる美術展でした。

 

蜘蛛だって現代じゃなきゃこんな高いところに住まわないでしょう・・・しかし、52階で、楽しそうに生きてる・・・

ふいに現れた蜘蛛がいちばんの生きた展示だったという・・・

そんな素敵な六本木ヒルズの展示でした。

 

おしまい。