駅員観察日記(はてな編)

◆ポエトリーアーティスト松岡宮の日々の記録◆このブログはアクセスカウント以外のアクセス解析をいたしません◆

冬のソウル旅行記(狎鴎亭ロデオから地下鉄で金浦空港)

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これからの計画としては

狎鴎亭ロデオ駅から、地下鉄盆唐線(B・黄色)にのり、宣陵で緑の2号線に乗り換えて

金浦空港に向かおうと思いました。

 

リバーシブルのコートは白のまま、

狎鴎亭(アックジョン)ロデオ駅で地下鉄に乗りこみます。

 

そして

この旅最大のピンチが訪れたのは

乗り換えの 宣陵駅だった・・・。

宣陵駅で 自分のゆくべき方向に向かう列車ホームにゆくゆき方がわからなくなって・・・

いや、向かい側に見えるのですが・・・。

(日本の地下鉄にもあるなあ・・・上りと下りのホームが分離されていて、改札を超えないといけない駅・・・)

 などと思い

 

「そうか、一度改札を出たらいいんだ!」

 

と 荷物をひきずりT-moneyカードで改札を出ました・・・

 そして向かいにある、ゆくべき方向のホームに向かう改札をタッチしてくぐろうとしたのですが・・・

 T-moneyカードをあてても

「Error」が出てしまいます。

 

は、入れない・・・。

 

チャージとかしてみても 何度やってもエラーが出てしまいます・・・・。

 

改札で弾かれて 地下鉄ホームに入れない状態。

「Call」ボタンがあるので 何度も押してみましたが・・・反応なし・・・どこからか駅員さんが飛んできてくれる・・・気配は・・・

なかった・・・

 

何しろソウルに来て2日目  地下鉄駅員の姿を見たことが無い・・・

 

駅員・・・!

駅員、

あなたがここにいてほしい・・・!

 

わたしはこんなにも駅員を求めていたのかと・・・

このときだけは つい 東京を懐かしんだ・・・東京ならば、誰かが、いるだろう・・・。

 

改札外のコンコース。

花を売る人、パンを売る人、人通りも多くてとても賑やかなのに・・・

孤独だ

どうしてこんなに孤独なのだろう・・・

わたし どうして日本語しか話せないのだろう・・・

 

なんどタッチしても T-moneyカードはエラーと出てしまいます。

おろおろする日本人・・・ああ、ロストスキーマ・・・

確かにいま、日本じゃないところにいるんだなあ・・・

すれ違う普通の方々

すれ違う迷彩服の若者

言葉がわからないから誰にも声をかけられない

 

 

手作りバッグのとってがちぎれそうになっていることに 

ふと 気づいた。

 

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しばらく悩んでいたのですが

横に並んだ自動改札のなかに 援助者専用の バーを押すだけの改札がひとつありました

そこはタッチしなくても入れるので

もう その改札から無理やり入って 

とりあえず空港まで行こうじゃないか!

と 思いました。

 

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ガタン ガタン・・・

宣陵駅から乗り込んだ地下鉄2号線はとても混雑していました

駅での人の入れ替えも多かった

誰がどう見ても日本人のわたし

手作り鞄のひもが壊れかけている日本人のわたし

不正乗車かもしれない状況で進む

地下鉄のなか

ときどき地上に出て列車は冬の美しい風景をみせてくれる

・・・不安のある中で 電車に乗ると なんて風景がきれいにみえるのだろう・・・

握力増強器具をにぎるおじさんのシュコシュコいう音が響き渡っている

携帯電話で話をするお姉さんたちがいる

色っぽい50代くらいの女性が名刺を持って歩いている

おばちゃん おじちゃん 子どもさん

ぎゅうぎゅうづめの車内で

トラブルが起きた時の心の状態を

どこか別の自分が観察しているような感じもしていました

 

ともかく 空港に近づこう 近づこう・・・という一心で・・・

早めに到着した 地下鉄の 金浦空港

 

さきほど入るとき「Error」と出てしまったわたしのT-moneyは・・・

「ピッ」

普通に 

改札を出ることが出来ました・・・

 

ああああ よかった・・・・。

 

・・・宣陵駅で、改札から出る処理が上手くされていなかったのかな?と思いました・・・。

 

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時間が早く着きすぎてしまったので

空港併設のロッテモールに行きました。

綺麗な店内に、靴、服、ユニクロZARA・・・

川崎ラゾーナを思わせる、いつもみなれたショッピングモールです。

 

もう旅も終わりですね。

ロッテモールの通路のソファーで 手作りバッグの持ち手を 縫い直しました・・・

応急処置で、いい加減ですが・・・。

 

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旅の終わりっていつもこんな感じね

風景にわたしがなじみ

わたしのなかに風景がなじみ

やたら写真を撮ったりしなくなる

 

最初に降りたときよりも滑走路の雪が解けて少なくなっていた

そういえば 少しも寒いと感じなかった

韓国も春に向かっている

 

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登場手続き 出国ゲート 手荷物検査に イミグレーション

旅の終わりはいつだって 前に前に進むだけで

無我夢中で 途中で立ち止まる暇もない

前に向かうだけ

搭乗は39番ゲート

 

コーヒーばっかり飲んでいた1日

最後の締めは 搭乗口そばの空港コーヒー店「Caffe TIAMO」でした。

やっぱり ミルクは なかったけれど

夜景を見つめながら

美味しく いただきました。

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旅の案内の本を読めば安全を警告してくれる

盗難防止に予備の財布を入れましょう 

とか

置き引きに注意 

とか

道端で地図を広げてはいけない 

とか

夜の一人歩きに注意 

とか

ありとあらゆる危険を教えてくれる

その通りだ

その通りにしてみた

でも 

正直いってソウルの旅の2日目・・・

そんなに 安全を意識してなかった

日本でもいつもそれなりに警戒しているというのもあるけれど

ここ川崎っぽいし

まあ川崎くらいの気を付け方をしていればいいのだろう・・・

もう 自分のなかでは馴染んでしまっていた

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隣の国への一人旅 

反日な人に出会わなかった

トイレにちっとも困らなかった 

危険な思いは何一つせずお店の方などには気を使わせた

言葉も分からない不慣れな人間を温かく受け入れて下さって

ソウルの皆さんありがとうございます

 

次回があるような気がします

ウオンをウォンのまま残しておく予定・・・T-moneyもチャージしてしまったし・・・

新大久保のカオスの海でショッピングを楽しめるような気がします

またいつか逢いましょう

 

リバーシブルのダウンを黒にして そろそろ機内に入ります

 

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帰りの飛行機ではいつも閉所恐怖は起こらない

不思議なくらい元気で強靭

精神が開かれているから?

自分の何かが外に向かっているから?

怖がって動けないとき

そこに答えがあるのかも

 

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夫へのみやげはこの果物でいいか・・・。

 

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不便で不安な思いをするのは良い経験だ

日本語はとても自分にとってらくだけど 読むのがたやすい日本語だらけの中に甘えず

不便 不自由 不快 不案内 不明 のなかの不慣れ そんな不の海にあえて触れて 

(ロストスキーマのつぎの一手は何か!)

自分を鍛えたいと

妙に熱く 思ったりしました

 

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これは 金浦空港の駅で見つけた警告ポスター

これが 読めたら いいなあと 思って・・・

 英語があったら 有り難いなあと 思いましたが・・・

 

「ああ だからか・・・。」

 

このシリーズの最初の記事で 横浜駅の英語だらけのポスターを紹介しました

あれを見た時に

「なぜ英語なの?」

と 疑問に思った自分がいましたが

こうして旅を終えればわかります

 それは 日本語が不自由な誰かのために きっととても 役立っているのでしょう・・・。

他者の視点に立つこと。

他者の不便を知ること。

異国への旅は そんな感覚を 呼び覚ましてくれます。

 

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そんなわけでソウルへの短い旅 終わりました。

 

カムサハムニダ~!

 

また会いましょう。