駅員観察日記(はてな編)

◆ポエトリーアーティスト松岡宮の日々の記録◆このブログはアクセスカウント以外のアクセス解析をいたしません◆

唯さん

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ほほう

これはなかなか 駅員的パワーを感じさせる東急のポスターですね・・・

コップから水がこぼれてはならない!

それと同じ強さで守り抜くのよ、駅員は・・・

誰もここから落ちてはならない!

木の葉すら 砂粒すら・・・・落とさせない!

プラットホームという小さなセーフティーネットから誰も落ちてはならない!

その昔は きっと 駅員ひとりでやっていた

でも 今や テクノロジーの進化で

非常停止ボタンに 転落報知機

体中をプラットホームに広げながら、感じちゃう、感じちゃう、

若い駅員、全身、感じちゃう、

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いまこのプラットホームで何が起きているのか

背中にも感知器があって駅員にはわかるの

目とか耳とかじゃないの

ただひたすら

駅員には わかるの

いまケヤキの葉がひらひら舞った

いま小石が線路に落ちそうだ

いま小学生が家のことを思い悩んだ

いま高齢者が憂鬱な気持ちを吐き出した

駅員はすぐれた感知器そのもの

どうか次の各駅停車に乗ってくださいと

白い手袋で 風を操るのね

 

駅員の名は 唯

これは苗字でも下の名前でもない

唯物史観に染まった指

「駅員そのものが唯一のもの」

という意味なのだろう

だから駅員はみんな唯さんだ

安全を守るひと

彼の名前は

「唯」さんだ

 

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