駅員観察日記(はてな編)

◆ポエトリーアーティスト松岡宮の日々の記録◆このブログはアクセスカウント以外のアクセス解析をいたしません◆LIVE予定、11/4大久保ひかりのうま、11/19難波「音」、11/27神楽坂カグラネ、12/7碑文谷APIA40◆

箱根は霧に包まれていた・・・

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お盆なので 両親の墓参りに行ってきました。

 

ことしから新人・松岡父が入り、

父が死ぬ直前に父の親兄弟の骨も入れたので、墓もにぎやか!

・・というのは理念上の話で

実際には静かな山中のお墓です・・・

 

誰もいない・・・

サルもイノシシもいない・・・

 

わたしたちが住んでいた家も もうない・・・

故郷なんて あっさり無くなってしまうものだな・・・

 

けっこうな雨が降っていました。

 

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墓参りのついでに 箱根に泊まろうということになりました。

この記事では交通のことについて記します。

 

小田急で、とりあえず新松田、そして小田原に行きました。

兄が父にプレゼントしたYOGAタブレットをわたしがSIMごと引き取ったのですが

見慣れぬ街の電車のなかで

マップを広げながら車窓を眺めるの 楽しい・・・。

雨のなか 川が海に注いでゆく・・・

神奈川は水の都のよう。

ほどなくオダワラ つきました。

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オダワラは、そのイメージとは裏腹にこんなふうに近代的な駅でありました。

小田急マンの清潔な美しさもあちこちで感じました。

そびえたつのは白いお城・・・

東京から箱根までゆく道は小田急的な道

清潔で潔癖で優しくて冷たいあなたのような白い道によって

導かれてゆくのです。

 

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唐突にEVA!

 

というわけでフリーパスを買って小田原から箱根湯本まで行くのですが

200円出せばロマンスカーで行けるとのことで(座席は空いているところでOK)

ついつい 

ついつい 

青ざめたMSEに 乗り込んでしまいました。

 

MSEは普通に運転席が1階にあるから展望車はありませんが

ついつい 

ついつい 

前のほうに行くじゃないですか・・・

 

すると ドールのように美しい運転士が 清潔な白い手袋の指先で

雨粒を指さす様子などが見られました。

 

白い指・・・きれいだな・・・

 

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あっというまのMSE。

すぐに箱根湯本につきました。

 

チェックインまで時間があったので彫刻の森美術館に行くことにして

あこがれの登山鉄道に乗り込みました。

 

登山鉄道といえば スイッチバックですね~。

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この写真にみられるように・・・

単に1つの編成が登るためだけではなく すれ違いも兼ねているんだなぁ・・・。

ポイントも大事なお仕事していますね。

 

これまで前だった方向が

こんどは後ろになる、というのは

鉄道の乗客にとっては不思議なものです。

 

前にも後ろにも顔のある人形のよう、だけど鉄道とはそういうものかもしれない・・・電車は蛇じゃない・・・前は後ろで後ろは前で・・・

 

鉄道員のかたち、原型、みたいなものが空のかなたにあって

ふわふわしたものがある日 車掌のかたちをもらい

ふわふわしたものがある日 運転士のかたちをもらう

ふわふわした美しい鉄道員たちは

霧のたちこめる緑濃い山道で

スイッチバック!大忙し・・・・。

 

ふわふわした雲に包まれた登山列車で 車掌さんホームを駆け抜けてゆく

 

そうなんです、前が後ろで後ろが前で・・・

わたしも 背中で うなづいてみました

 

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ちょっとあれ見な・・車掌が通る・・・

 

緑の濃さ かなり山深い感じです。

 

そして・・・・彫刻の森美術館は、とてもよかった!

雨だったので紫外線も気にならず 野外をエンジョイしました。

お土産やさんで何も買わず(笑)

お泊りが強羅だったので 一駅だけ登山鉄道に乗って 

一日目は これにて 終了。

 

★2日目の移動は・・・箱根の王道という感じの移動ばかりで あまり面白味はないと思いますが・・・。

 

まずは強羅からケーブルカー。

短い距離で 500メートルの高さを登るなんて・・・

なんて、なんて、ちからもち!

 

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山男という言葉に似合わない色白の運転士が すごい傾斜を 登ってくれました。

 

本音を言えば・・・駅などもちょっと怖いと思うくらいの傾斜でした。

重力に逆らって登らせてくれるケーブルカー

なんかすごい!

 

そしてお次は

いよいよ ロープウェーイ・・・

ウェーイ!

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こんな山深いところで働く皆様の制服が・・・意外に素敵でした。

山深い・・・霧深い山や谷のなか、誇り高い、ドゴール帽!

ちゃんと「制服」してますね。

 

別世界に来てしまった感じが いよいよ強くなりました。

 

わたしは ロープウェイについてあまり深く考えたことがなかったのですが

ドアが閉まってから 気づいた・・・

 

・・・わたしは 閉所恐怖症なのだ・・・

 

・・・だ だ 大丈夫かな・・・・

 

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・・・けっこう 怖かった・・・

 

大涌谷までのロープウェイは 霧もたちこめていたせいか

とても ゆっくりと進んでいるように感じて

何が何だかわからない閉所・・密閉されて浮かぶかたまり・・

うううううううう・・・ちょっと 怖かったです・・・

 

そして たどり着いた大涌谷で 思ったこと・・・

 

・・・ここは確かに いろいろ 怖い場所なのだ・・・・

 

f:id:miya_ma:20170816231933j:plainひきつってます・・・

 

大涌谷はたしかにインパクトがありましたが、ちょっと省略し・・・

 

そこからまた定番ですが ロープウェイで桃源台まで行きました。

あまり船は好きではないのですが・・・

 

ここまで来たら 海賊船に乗るしかないだろう!

 

しかし・・・海賊船!なんてひどいネーミングでしょう・・・

 

海でもないくせに・・・

 

・・・って、そこかぃ!?

 

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英訳は海賊っぽくない名称でした・・・。

 

デッキでのんびり 雨の湖岸の風景を味わいました・・・。

酔いやすいのでどうなることかと思いましたが ゆっくりやすんでいたせいか・・・大丈夫でした。

 

ああ、癒される風景・・・

芦ノ湖ネッシーならぬアッシー、出てくればいいのに・・・・。

 

到着した箱根町港では 関所を見たり お饅頭食べたり・・・

箱根町港からの帰りはバスで箱根湯本まで行きました。

ちょっと渋滞してました。

 

箱根湯本からは北千住行きのメトロはこねロマンスカーで 帰宅しました。

 

・・・ああ、こんなところで「北千住」の駅名を見るなんて・・・

 ・・・あ だ ち く の か お り が し ま し た よ。

 

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かっこいいMSE

こんな低いところに鍵があるのですね・・・

しゃがみこむ運転士(車掌・・・?)

 なんか これから大きなものを取り扱うぞ!という荘厳さに 満ち満ちています・・・。

 

小田急マンは やはり いつも 清潔な雰囲気に満ち溢れており

彼らの清廉さ

小田急のイメージ

そのものです

 

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ここDEATH!

 

父の死んだ病院は小田急沿線沿いにあり・・・

そのせつはいろいろとお世話になりました。

倒れてすぐ死んだので 

別にそれほど家族として苦しんだわけでもありませんでした。

 

病院の、死体を処理する部屋に行く途中に暗闇があって、

なんかわざと闇を残しておくのかな~なんて感じたのを 思い出します。

 

それで

今回 箱根をエンジョイしていたのですが

ふっと この旅は墓参りがメインだったのではないか・・・と 反省し・・・

MSEを 紫色に レタッチしてみました。

 

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お盆のナスビの 乗り物みたいでしょ・・・

 

先祖と一緒に旅をするのさ・・・

 

そんなわけで箱根サイコー。

もうあまり神奈川県にも行くことはないと思いますが小田急は最高だった・・・。

 

 「ふるさとは遠きにありて思ふもの 犀星」

 

家も無くなって初めてのお盆

いつも変わらぬ美しい小田急に 

もう胸のうちにしかない自分の故郷を見出していたのでした・・・

 

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 おしまいです。

また行きたいです、箱根♪