駅員観察日記(はてな編)

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12年

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尼崎脱線事故から12年・・・とニュースで言っていた

時の流れは速いものだと思いつつ

ふと 窓の外をみれば・・・

 

中目黒

日比谷線脱線事故の 慰霊碑がみえた

 

あれも

ずいぶん前のことのように思えたけれど

家族が乗っている可能性もあったので よく覚えている

 

あんなに身近なところで脱線したなんて

 

ああ それで思い出した

 

脱線は この世界にありうることなんだと

あってはならないことだけど ありえたことであると

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12年前の文芸春秋 尼崎脱線事故の運転士の反省文が掲載されている記事・・・

まだ家に とってある

「幼いながらも丁寧な文字」と書かれたその作文には

実直な反省の言葉が つらつらと書かれていた

あれから12年

彼の家族も生きた心地がしなかっただろうね

あれから12年

何かがよくなったのか わからないけれど

即死した運転士のいない世界が12年のときをすごした

春の花 夏の花 ひとめぐり 人は老い 死に めぐり・・・

ときどき 思い出す 

運転席で ハンドルを握ったまま亡くなったという 若い運転士のこと

でも いま どこの業界でも 若い人が追い詰められていると きくよ

もっともっと スピードアップしているのかもしれない

でも 少しは ゆとりが出てきているのかもしれない

電車をめぐる いろんなこと 何かは よくなっていると・・・

思いたい

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地震大国にっぽん

脱線はすぐそばにある

人身事故も すぐそばにある

この社会は血液を隠そうとするけれど

わたしたちは血液をたくさん含んだ袋ですね 

赤いものを体いっぱいになみなみと抱えて満員電車に乗っているのですね

押し合ったら赤い血が吹き出そうだけど

それは巧妙に隠されて 今日も何事もなかったと最終電車が車庫に入る

今日も脱線しなかった電車たちにありがとう

しおれた風船が

つかのま 眠りに

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