駅員観察日記(はてな編)

◆ポエトリーアーティスト松岡宮の日々の記録◆このブログはアクセスカウント以外のアクセス解析をいたしません◆LIVE予定、11/4大久保ひかりのうま、11/19難波「音」、11/27神楽坂カグラネ、12/7碑文谷APIA40◆

わたしもり駅員

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あこがれ 恐怖 黒い雲 嵐・・・

電車に乗るとはなんと遠い世界のことだろう

電車にのって自速を超えて進むとは 

なんという非常なことだろう

あ・・・い・・・や・・・

この世界にはそんなふうに電車に乗れぬひとがいる

電車に乗るために過度の緊張を強いられるひとがいる

嵐のあとに大水が来る

都心の電車の駅には 川があるんです

い、一級河川が、あ、ある・・・や・・・山手線に・・・荒川、多摩川、江戸川、千曲川・・・いくつもの川があり それを渡らないといけないのです・・・

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わたしもり駅員は川に立ち

寄せてくるさざ波を見つめている

改札口 プラットホーム 電車のドア

なんて大きな川ばかり 都心の駅には広がっているのでしょうか

雨の日ならば なおさら大変なこと

電車が来た

扉が開いた

さあ乗りなさい

さあ乗りなさい

風を呼ぶ わたしもり駅員の腕がしなる

嵐の夜に右から左へ移動させるのが駅員の仕事

橋を架けられない水の上をわたる

駅員の船がみえない川をそっとわたる

それはほんの数秒のこと

それから カメラに向かって 白い手袋は華やかに振られた