読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

駅員観察日記(はてな編)

◆駅員さんが好きなポエトリーアーティスト松岡宮の日々の記録◆CD「Limited Express 383」Amazon等で好評発売中!◆このブログはアクセスカウント以外のアクセス解析をいたしません◆

吐いちゃう女の子 銀河を飛ぶ

f:id:miya_ma:20160403004718j:plain

昨日 ライブの帰りに駅のWCに寄ったら・・・

す す すっぱい匂い・・・

すばらしい・・・いや違う、すさまじい・・・大胆な吐しゃ物がありました・・・。

もちろん 女性のブツでしょう・・・・

トイレに間に合わず 壁に嘔吐したものと 思われました

それは大量の インプロビゼーション壁画ね・・・

ぱっとみ、白かった・・・緑色もあった・・・でも 基本的に 白かった・・・

胃液の香りがした・・・

だけど未消化な感じもした

おしゃれな街だから・・・イタリアン?

ずいぶん健康的な吐しゃ物だった・・・

たくさん食べすぎたのかなぁ・・・ワインにあたったのかなあ・・・・花見?・・・ああ、駅員さんお疲れさまです・・・いやいや 駅員さんが吐いたわけじゃないですよね・・・

駅員さんって 吐しゃ物のお片付けしているイメージがありますね

その後、乗り込んだ電車も 混んでいました

そういえば金曜日だったのだなと思いました

ぎゅうぎゅうづめの中 ライブ後の疲れと 風邪も背負ってしまったらしく 声が出ないわたし・・・

そして あいかわらず声が出ない状態のまま土曜日を過ごしました

仕事場のみなさん すみません 優しくしてくれてありがとう

ふっと あなたが訪れた・・・

 

あなたに名前はない・・・

 

吐いちゃう女の子 あなたがやってきた・・・・

f:id:miya_ma:20160403005548j:plain

吐いちゃう女の子はだあれ?

わたしだったのかな・・・でも わたしだったら こんなふうに絵に描かないと思うの・・・

わたしじゃないの・・・

退屈な授業のさなか 吐いちゃう女の子が ふいにやってくる

わたしの体のなかにマトリョーシカみたいに薄い身体の吐いちゃう女の子が急に住みついて

わたしをけしかけるみたいに

まるで被害者みたいな顔をして

大量の 体内の液体を どばわわわっと・・・・吐いちゃうのね

誰かに伝えたくて

液体からの伝言を 伝えたくて・・・

わたしのなかで吐いちゃう女の子が吐いちゃうのだけどそれを誰にもいえないわたしは受験勉強に励みながら時々は吐いちゃう女の子と遊んでいたりして・・・

ああ・・・

f:id:miya_ma:20160403005806j:plain

吐いちゃう女の子たちは銀河だって浮遊できるの

ふわふわ ふわふわ からだいっぱいに 吐いちゃうわよ

重力 無重力 なんのその

空気があってもなくても 吐いちゃうときは吐いちゃうの

いいでしょう いいでしょう

(・・・船酔い バス酔い こわかった つらかった いやだった 好きじゃなかった 苦しかった・・・)

禁忌って言葉が麻薬みたいに好きなんです

もっともっと若いころ わたしだって

音楽を頼りに

コミックスを頼りに

銀河をふわりと いともたやすく飛べたのだったっけ・・・・

そんな欲望が世の中にあるのも知っているけど

まさか自分が とは 思わなかった

乗り物酔いやすいわたしは

吐くの こわかった・・・

f:id:miya_ma:20160403005954j:plain

吐いちゃう女の子の日常

あなたがこうして 不意にわたしの中にやってきて わたしの中に育つとき

わたしは自分が重ねてきた いろいろな日々や経歴を忘れて

あなたがもっとそばにいたときのことを思う

キャベツよりも芯がないわたしには

いくつもの葉っぱが重なって やっとのことでかたちをなす

内側の柔らかいところにあなたがいた

吐いちゃう女の子が乳腺の奥に ぷよぷよと暮らしていた

死んでなかったんだ・・・(死んでいませんよ)

よかった・・・吐いてばかりいるのに・・・少女のまんま・・・生きていたのね・・・

(そう簡単に死にませんよ)

駅のトイレの吐しゃ物が思い出させてくれた

吐いちゃう女の子

ありがとう

めずらしく風邪ぎみなわたしの部屋に 遊びに来てくれたのね

 

LimitedExpress383

LimitedExpress383